グアム流おまじない?風邪対策はこんなふうに!

公開日 : 2011年01月31日
最終更新 :
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日本ではインフルエンザが猛威をふるっているようですが、グアムでもちょこちょこっと風邪をひいている方を見かけるようになりました。

一年中高温多湿のグアムでは本来インフルエンザはあまり流行らないのですが、それでも海外との人や物の行き来が多いこの島では、どうしてもウィルスが入り込んできてしまうようなんですよね:(

そこで今日はグアム流風邪対策方法をご紹介したいと思います♪

さて、グアムだけではなく、アメリカ本土でも有名なのが、風邪を引いたら『7 Up(セブンアップ)』を飲むといいということ。風邪だけではなく、腹痛や生理痛、頭痛など、とにかく何かあったら7 Up(セブンアップ)を飲むと楽になるというのですが、これはどうしてなんでしょうね???

同じような説で日本ではコカ・コーラを飲むといいというのも聞いたことがありますが、なんとなく甘い炭酸飲料を飲むと痛みがひいたような気がするということなのかしら(苦笑)。

次にアメリカでよく言われるのが、インフルエンザ予防や膀胱炎に『クランベリー』がいいということ。

クランベリーは北米原産で、ネイティブ・アメリカンによって最初に利用されました。春に咲くクランベリーのピンク色のお花が、鶴(crane)の頭とくちばしに似ていることから"Cran-Berry"と名付けられ、それが後に"Cranberry(クランベリー)"と呼ばれるようになった由来とか。またアメリカ捕鯨漁師や船乗り達は、壊血病を予防するためにビタミンCの豊富なクランベリーを航海に持っていったという記述もあるようですよ:)

まずクランベリーには赤い実の色の色素成分のもとで、紫外線などから身を守るために植物が持っている苦味や色素の成分であるアントシアニンとプロアントシアニジンというポリフェノール成分が豊富(ブルーベリーの2倍以上)で、これが活性酸素を減らす抗酸化作用を持っていて、コレステロール値の上昇を防いだり、膀胱炎・尿道炎はもちろん各種の感染症予防に役立つとか。

またクランベリーに含まれるキナ酸には強い殺菌作用があり、老廃物の排出も助けてくれます。さらにキナ酸が肝臓で代謝されると馬尿酸という酸性の物質になり、尿が酸性に保たれることで膀胱炎の感染菌の増殖を抑制してくれるらしいですよ♪

...と、ちょっと横道にそれてしまいましたが、ウイルスは、体内に入り込むと細胞の中に入り込んで悪さをするのですが、ポリフェノールはそのウイルス表面にくっついてコーティングするような役割を持ち、ウイルスが細胞に直接触れられないようにブロックしているのではないかと考えられていて、クランベリーを摂り入れることでカラダをいわば消毒して風邪などを予防し、感染したとしても感染後の悪化を抑えることにも期待がもたれているようですよ:D

クランベリージュースを飲むのが一番カンタンで一般的かも知れませんが、同時に糖分も摂り過ぎてしまうことにもなりかねないので、サプリメントで摂取するのもいいかも知れないですね。その点サプリメント天国のグアムではお手軽にクランベリーのサプリメントを見つけることができますよ♪

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最後に、お友達がチャモロ女性に腹痛を訴えたときにおすすめされた方法というのが、「おへその周りにココナッツ・オイルを塗る」というもの。

この根拠はいろいろ調べてもよくわからなかったのですが、ココナッツはすべてを余すことなく使えるスーパー食材!

Hamamoto Tropical Fruit World(ハマモト・トロピカル・フルーツ・ワールド)さんでも体験できますが、ココナッツを割れば中にはたっぷりのココナッツ・ジュース。柔らかくておいしい真っ白い果肉がいっぱい!いっぱいのココナッツ・ジュースにはスポーツドリンクより豊富な電解質が含まれ、1本のバナナより多くのカリウムが含まれていて、無脂肪低カロリー♪

ココナッツの果肉から採れるココナッツ・オイルは効率よく燃焼されて脂肪になりにくい中鎖脂肪酸が豊富で体脂肪の燃焼を促し、また強い抗酸化・抗菌作用が期待できる優れもの。さらにこのココナッツの果肉を絞ったときに出るココナッツ・ミルクは保湿効果が素晴らしく、手で果肉を握ったあと、このミルクを手や顔に塗るとお肌はツルツルでし~っとり!いいことづくしのココナッツです:D

寒い日本を飛び出して、常夏の島グアムにいらっしゃって、しっかりインフルエンザ対策グッズなども仕入れてみてはいかがでしょうか♪

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