『地球の歩き方』撮影ドライブ♪ 裏通り編

公開日 : 2010年09月14日
最終更新 :
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前回の記事でご紹介した島を離れたら、次第に空が曇ってきてしまったのですが、それでもさらに南下して島をぐるりと回ります:)

グアムで唯一1800年代後半のスペイン統治時代の居館(オールドハウス)や教会などが残るこの村の大半に、歴史保護区として史跡や建築物が保存されているんですよ。

実はこのエリアでツーリストの方々に一番有名なのは、グアムならではのイベントが開催されたり、チャモロ文化を見学、体験できたりする"Guam Historical Village at Gef Pa'go Park(ゲフ・パゴ公園内グアム歴史村)"だと思いますが、今日ご紹介するのは、この村の裏通りにあるノスタルジックな顔ですよ:D

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まずは目印にもなる"Saint Joseph's Church(聖ヨセフ教会)"に行ってみましょう。

この教会は1680年、スペイン統治時代に建てられたカトリック教会で、グアムでも有数の美しい教会と言われています。白い鳩のモチーフで飾られた外壁や、美しいステンドグラスの窓、銀色の尖った塔など、この村のシンボルです。

またこの教会には、太平洋戦争中、米兵のグアム上陸作戦の要となる米軍通信兵をかくまった罪で(実際は事実無根でした)日本軍により4日間にわたる公開拷問を受けた後に斬首されたデュエナス神父さまが、教会の祭壇の下に安置されています。

ちなみに現在の教会は1940年に再建されたものですが、今も多くの信者さんに愛されている教会です。

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そこからメイン通りではない裏道に入っていくと、このように打ち捨てられたような、スペイン統治時代を彷彿とさせる古い建物が並ぶ、不思議な雰囲気の通りがあります。

建物の柱と思われるものがむき出しになり、さらに木の幹そのままの形が残されていて、気がつくと思わず写真を撮ってしまいます:P

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このように政府観光局によって壁にペイントを施されているものもあり、時代がまるでそのまま止まってしまったかのようなこの道は、グアムならではののんびりと素朴な、でもどこか優雅な気持ちにさせてくれる場所ですよ:)

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そして少しだけ車を走らせ、湾の対岸から"Saint Joseph's Church(聖ヨセフ教会)"の方をもう一度見てみると、夕方の陽の光にキラキラと光る水面が本当に美しく、椰子の木々に縁どられ、弧を描く湾の輪郭がゆったりと上品に広がっています。

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おそらくず~っと昔から、変わることのないこの風景を眺めていると、まるでタイムスリップしたような、さらには今も昔も時間なんてどうでもいいような気持ちになり、ただその美しさに魅せられてしまいますよ...。

さて、皆さんすでにおわかりかも知れませんが、この村がどこか、ぜひ考えてみてくださいね♪

+ + +

それでは、前回の記事でご紹介した島がどこだったかというと...。

おもいっきりアクティビティを楽しんでカラダを動かしたあとは、ゆっくりとグアムの南部をお散歩してみるのもいいかも知れませんね♪

*ココス島への船着場はこちら

*2010年9月2日の撮影風景の写真はこちら

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