メキシコ独立記念日 2012

公開日 : 2012年09月17日
最終更新 :
筆者 : naomi

随分とご無沙汰してしまいました。

この週末はメキシコにとって一番重要な日だと言っても過言ではない、メキシコの独立革命の日です。

ご存知の通り、メキシコは300年にも及ぶ期間、スペインの植民地でした。

その間にスペイン本国のスペイン人と、メキシコ生まれのスペイン人の間に大きな富や権力の格差が生じ、不満が募り、独立革命へと繋がって行ったのです。それには数少ないメキシコ生まれのスペイン人だけではなく、メスティーソと呼ばれる先住民とスペイン人との混血の人たちの力が必要不可欠だったため、独立革命へと扇動を進め、ついには1810年の9月15日の夜ミゲル・イダルゴ・イ・コスティージャ神父がメキシコシティのソカロでスペインからの独立宣言を行ったのです。

"Viva Mexico!!!!!!!!!!!!(メキシコ万歳)"

そして、1821年8月24日メキシコのスペインからの独立のための三原則である「イグアラ綱領」を確認するコルドバ条約が結ばれメキシコの独立が決定され、同9月15日、スペイン軍がメキシコから撤退し戦争は終結を迎える。

首都メキシコシティはもちろん、メキシコの至る所で盛大に祝われる独立前夜祭の9月15日。

ここ、グアダラハラでもセントロでGrito(叫び)が行われているらしい。"Viva Mexico!!"

「らしい」というのは一度も私は行ったことがないからです。

人が大勢集まる上に、酔っ払いも多く、その密集した中でロケット花火などが放たれ、危ないそうです。数年前にはそのロケット花火を他人のズボンの裾に潜り込ませるという危険な行為も横行したそうで、けが人も多く出たそう。

本来は9月16日は祝日なのですが、今年は日曜に当たってしまったため、連休にはならず。

メキシコでは日本のように土日に当たれば振り替え休日が月曜に!なんていうことも、なる場合とならない場合とあるそうです。

年に数日しかない祝日が日曜にかき消され、会社員にとっては非常に悲しい。。。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。