オーツ麦のお菓子とオートケーキ
スコットランドの伝統的な食材であるオーツ麦。
すでに、この健康食品オーツ麦で作ったおかゆポリッジはご紹介しましたが (オーツ麦やポリッジについては、こちらをご覧ください) 、今回は、おかゆ以外のオーツ麦を使ったお菓子やスナックなどいかがでしょうか。
まずは、フラップジャック。
ショートブレッド同様、スコットランドのお菓子は見かけもレシピもいたってシンプルです。フラップジャックは、オーツ麦に溶かしバター、砂糖、ゴールデンシロップというはちみつ色のシロップをまぜてオーブンで焼いたもの。
ショートブレッドは中までさっくりですが、フラップジャックはショートブレッドよりさらに肉厚で半生ビスケットといった食感。表面は固く中はもっちりとしてオーツ麦の香ばしさがこたえられないお菓子です。ただ、美味しさにつられてつい手の伸ばしてしまいがちですが、加えられている油脂や砂糖類が半端じゃあない量なので、健康食品オーツ麦が主原料であるとは言え、食べすぎは禁物! オーツ麦を焼きこんだグラノーラやミューズリ、それらをスティック状にしたものもありますが、ナッツやドライフルーツ、はちみつ、その他の糖類がどっさりと入っていて、やっぱり、食べすぎは禁物!
そこで、もう少し軽めのカロリーでオーツ麦の美味しさを味わいながら、糖質吸収を抑制するダイエット効果、糖尿病や大腸がんなどの予防、コレステロール値を下げたり、お通じを良くするなどの健康食品オーツ麦の効能にあやかりたい場合には、このオートビスケットとオートケーキではないかと......。
画像上のものが、オーツ麦を焼きこんだオートビスケット。下が、オートケーキと呼ばれる甘みのない薄焼きビスケット。これらは市販のものですが、もちろん、ホームメイドも可能。オートビスケットは、小麦粉のビスケット生地にオーツ麦が入っていて甘い味つけになっています。オーツケーキは、オートビスケットより薄めでサイズが大きく、味は塩味で甘みはありません。オートケーキはバターやマーガリンなどを縫って食べられるほか、下のパッケージの写真にあるようにカナッペの具材をのせてスナックとして食べられています。
実は、わたしは、厚みと甘みのあるビスケットより、薄めのオートケーキに何も塗らず、何ものせず、そのままボリボリと食べるのが好きです。そこで、オートケーキをホームメイドしています。レシピによっては、多くの油脂や塩分を含んでいるもの、つなぎに小麦粉をまぜているもの、時には、お砂糖入りのものもありますが、これは、オーツ麦100%のオートケーキです。
オーツ麦そのものの味わいと香ばしさが味わえて、油脂も糖質もいっさい加えてないのでヘルシーそのもの。オーツ麦は好きだけど、牛乳が苦手でポリッジはどうもというわたしがたどり着いたお気に入りです。レシピは、こちらでご紹介しています。オーツ麦が手に入ったときには、お試しくださいね。
今回の記事は、ギブソンみやこがお届けしました。
執筆者別に記事をご覧になりたい場合は、以下のリンクより執筆者別目次のページをご利用ください。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。