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GW注目!2019春のRolli Daysは5月3~5日。必見ポイント3選

カテゴリー:イベント・行事・お祭り / 見所・観光・定番スポット 投稿日:2019年4月12日

平成から令和への移行が近づいてまいりましたね。5月の10連休を利用して海外旅行をされる方も多いことと思います。
そんななか、連休中にジェノバを訪れるという方には大変な朗報です。今年春のRolli Daysがこの5月3~5日に行われることが発表されました!




Rolli Daysとは

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(ニコロジオ・ロメリーノ宮の庭園。ガリバルディ通り)


Rolli daysとは、毎年春・秋に開催されている、ジェノバの世界遺産「ストラーデ・ヌオーヴェとロッリ制度の邸宅群」をPRするためのイベントです。
「ロッリ制度の邸宅群」とは、公設の迎賓施設を持たなかった16世紀のジェノバ共和国において、共和国を訪問する外国の賓客を滞在させる場所を確保するべく、市内の貴族たちの邸宅をランク分けして「ロッリ(≒登録簿)」に登録し、その中から賓客らの滞在場所を指定した制度です。外国の政府や有力者を相手に銀行業を営んでいた貴族たちは、「私はいつでも融資できるだけの資産がある」とアピールするべく、新たに整備された「新通り」で購入した区画に、競って目を引くような美しい邸宅を建設しました。
こうした邸宅群のうち43の邸宅が世界遺産に登録されています。
これらの邸宅群は現在では店舗やオフィスなどに利用されている場合が多く、普段は一般公開されていないものがほとんどですが、Rolli daysではその一部を見学することができます。Pic.40-2.JPG Pic.40-3.JPG
(王宮、スピノラ宮も無料公開)





Rolli Days2019春の見どころは

通常のRolli Daysは土日の2日間なのに対し、今回のイベントは金曜~日曜の3日間にわたり行われる点がポイントです。ただし、邸宅群を実際に見学できるのは4、5日の二日間となります。3日の金曜日にはボスケット修道院の特別公開ほか様々な催しが企画されています。
Rolli Daysではロッリ制度の邸宅群のほかにも、ジェノバ市内に点在する史跡や旧貴族のヴィラ、教会などさまざまなスポットで特別公開や展示が行われます。
今回は初公開のものも含め市内郊外にある8つのヴィラが一般公開されます。市内中心部のロッリの邸宅とは一味違い、広大な敷地と庭園を備えたヴィラを訪問するのもおすすめです。
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(ヴィラ・デル・プリンチペ)


また、昨年8月の"モランディ橋"の崩落事故を受け、事故のあったヴァルポルチェヴェラ(Valpolcevera)地区の活性化を図るべく、今回のRolli Daysでは同地域の複数の施設が一般公開されることとなりました。
とくにボスケット修道院(L'Abbazia del Boschetto)の特別公開は注目です。長年の修復を終え今回初めて公開されることとなりました。

※修道院の見学は4月30日14時(イタリア時間)までに電話予約必須です。
TEL: (+39)010/5574883
   (+39)010/5574837
   (+39)320/4348814 (平日10‐14時)
見学者はジェノバ市中心部のFontane Marose広場からの送迎バスを利用できます。
詳細はホームページへ→http://www.visitgenoa.it/rolli-days-maggio-2019-val-polcevera





ここだけは見逃せない、必見ポイント3選

Rolli Daysで公開される邸宅は全部で28軒。ヴィラや教会等を合わせると2日間ではとても回り切れません。
そこで、私の独断ではありますが、ここだけは見逃せない必見スポットをまとめましたので、ご参考にしてください。

  • 1.ガリバルディ通り(Via Garibaldi)

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    世界遺産ジェノバの中心であるガリバルディ通りはやはり鉄板ですが、Rolli Dayでは普段公開されていない邸宅を見ることができます。
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    とりわけ注目なのはトビア・パラヴィチーノ宮(Palazzo Tobia Pallavicino)。16世紀半ばに建設された邸宅で、現在は商工会議所となっています。ジェノバに残るロココ装飾のうち最高傑作と言われるギャラリーをぜひ現地でご覧ください。


  • 2.ジェノバ大学(Via Balbi)

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    バルビ通りにあるジェノバ大学のキャンパスもまたロッリに登録された邸宅を利用しています。普段は学生や教授が行き来する場所ですが、Rolli Dayには一般開放されています。大学らしく掲示物や自販機などが設置された地階とは打って変わり、上階には往時のままの壮麗な内装が残っています。案内係に従っての見学となりますが、英語が話せるスタッフもいます。


  • 3.カリージェ銀行コレクション(Via Cassa di Risparmio 15)

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    ジェノバを拠点とするカリージェ銀行(Banca Carige)はイタリアの地銀の中では上位の規模を誇る銀行ですが、Rolli Daysでのみ見ることができる、そうそうたる絵画コレクションも有名です。ヴェロネーゼ(Paolo Caliari, Veronese)ら有名画家の作品を含むコレクションももちろんですが、同行本部ビルの最上階にあるサロンからはジェノバの中心部が一望できます。


    Rolli Days maggio 2019
    2019年5月3、4、5日10時~
    ホームページ→http://www.visitgenoa.it/en/node/25312

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    浅井まき

    イタリア・ジェノバ特派員の浅井まきが現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

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    浅井まき

    大学卒業後、社会人を経て2015年渡伊。イタリア北部リグーリア州の港町ジェノヴァに住み始めてはや3年目。現在はジェノヴァ大学の大学院史学研究科に在籍。日本と大きく異なるイタリアでの大学院生生活に四苦八苦しつつ、17~18世紀のジェノヴァ共和国に関する研究を行っている。自分の専門以外にも西洋史全般、美術、現代音楽、グルメ、スポーツなどへの関心大。晴れた休日には近郊へ写真撮影に行くのが楽しみ。 DISQUS ID '@disqus_n3hiU5o4o9

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