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クラダリングのお話

カテゴリー: 投稿日:2008年9月 4日

 ゴールウェイといえば、有名なのはクラダリング。
 二つの手が冠の載ったハートを持っている、ユニークな形をしたこの指輪をごらんになったことがある方も多いかと思います。
 このリングのモチーフの意味することは<愛と友情のおもむくままに>。
 
 クラダリングの由来はその昔、ゴールウェイのクラダかその近辺の浜辺にあった漁村に在住していたジョイス一家に関する伝説などに始まります。その伝説とは……

<伝説1>昔々、マーガレット・ジョイスという女性が裕福なスペイン人、ドミンゴ・デ・ロナと結婚しました。ところがドミンゴは亡くなってしまいます。
巨額な富を相続したマーガレットはそのお金で橋を作ったり、慈善事業に使ったりとたくさんの人の役に立つようなことをしました。
その後1596年にゴールウェイ市長だったオリバー・オブ・フレンチと再婚しますが、その時マーガレットの偉業を讃えてか、飛んできたワシがマーガレットのひざの上に金の指輪をぽとり、と落としていったのだそうです。

 この伝説に刺激されて(?)、その後こういう伝説も伝わります……

<伝説2>東インド諸国を航海していたリチャード・ジョイスという男がいました。航海中、アルジェリアの海賊に捕らえられ、奴隷として金細工商のもとに売り飛ばされてしまいます。そこで彼は金細工の修行をさせられていました。
その後1689年に解放されたリチャードは皆に惜しまれながらも、故郷のゴールウェイへ帰郷、そこで金細工の店を始めたのでした――。

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 今では色んな会社が様々な種類、デザイン、値段のクラダリングを作っていますが、一番古く、伝統的なクラダリングを作るお店がゴールウェイにあります。
 ゴールウェイの宝石店、Thomas Dillon Shopでは、この世界的に有名なクラダリングを1750年から作り続けているそうで、小さなお店には、3人ぐらい入ったらきゅうきゅうになりそうなミニミニ「クラダリング」博物館も隣接されてあります(お店の人曰く、『ヨーロッパ一小さい博物館』なんだとか^^)。

 以前日本から雑誌の取材が来たのか、店内にはこのお店を紹介した雑誌の切り抜きが壁に飾ってありました(笑)。

Thomas Dillon's Claddagh Gold、Shop&Museum
1 Quay Street, Galway


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小島 瑞生

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