会津の歴史に触れる「小田山公園」@会津若松市

公開日 : 2021年04月22日
最終更新 :
筆者 : bill

会津若松市にある小田山公園へ行ってきました。

市街地にほど近い里山で、戊辰戦争では西軍の砲台が置かれた場所でもあります。

現在は、手軽に散策を楽しめる公園として整備されています。

公園入口駐車場をスタートします。

(向かって左が山頂側、右は駐車場の進入路)

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〈参考〉鶴ヶ城との位置関係

(2015年4月 愛's八重桜遊覧

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随所に看板が設けられ、理解しやすくまとめられています。

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散策路は広くなだらかな道が続くため、特別な装備がなくとも楽しめます♪

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案内板がなけれ通り過ぎてしまいそうな観音堂跡

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そして、西軍の砲陣跡へと到着です。

何発もの砲弾が鶴ヶ城へと打ち放たれた場所です。

現在は展望台となっています。

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ちなみに"幕末のジャンヌ・ダルク"こと飯島八重は、ここへも反撃しています。

案内板の文字が消されているのは、新政府軍への何らかの感情でしょうか......

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砲陣跡からの眺望

中央左寄りに鶴ヶ城。右後方には飯豊連峰が見えています。

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〈参考〉鶴ヶ城天守閣から見た小田山

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砲陣跡から鶴ヶ城天守閣

鶴ヶ城公園の桜は、すでに見頃のピークを過ぎていました......

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砲陣跡から飯豊連峰

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会津盆地南部方向

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会津の町並みを見下ろす山頂付近には、複数の会津藩士の墓があります。

こちらは、北方警備の軍事奉行などを歴任した丹羽能教の墓です。

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山頂に当たる場所に位置するのは、会津藩の名家老とされる田中玄宰の墓。

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向羽黒山城址跡(白鳳山公園)方向

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さまざまな種の桜を見ることができるのも特徴のひとつです。

かつては、日本一の桜「見本」公園としての構想もあったようです。

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ピーク付近にある物見台跡(展望台)

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手前側に子供の森

右後方には、磐梯山と西側へ続く山々の稜線が続いています。

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会津若松市中心部とバックに白き雪を纏う飯豊連峰が見えています。

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筆者

福島特派員

bill

福島県出身&在住。自然が好きで、四季折々の美しい景色を求め東奔西走しています。

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