ヒメサユリ終盤の浅草岳@只見町
新潟と福島の県境に位置する浅草岳へ行ってきました。
今回は、新潟県側の六十里越から鬼ヶ面山経由で山頂を目指します。
見頃終盤のヒメサユリと、急峻な雪食地形を間近に眺める山旅となります(本格的な登山装備が必要です)。
浅草岳の山頂に咲く孤高のヒメサユリ
六十里越トンネルを過ぎてすぐの駐車場をスタート。
一部に荒れた個所もありますが、稜線まではおおむね歩きやすい状況です。
鉄塔のある開けたポイントより望む稜線は、まだガスの中です。
稜線上で最初に視界の開けるピーク「南岳」へ到着です。
福島県側に湧いていたガスは、休憩中にほとんどが抜けてくれました。
これから向かう浅草岳の山頂も薄っすらと見えてきました。
田子倉湖と只見町の中心部方向
歩いて来た方向
視界のきく稜線を進んで行きます(足元は切れ落ちた部分等も多く、注意が必要です)。
稜線を進むにつれ、ヒメサユリが見られるようになってきます。
この地域でしか見ることができないユリ科の希少種です。
淡いピンクから濃い目のピンクまで揃いますが、時期的にはすでに終盤です。
稜線上の主となるピーク「鬼ヶ面山」の頂。
バックは浅草岳です。
ヒメサユリとニッコウキスゲの競演♪
途中、これまで歩いてきた稜線を振り返ります。
荒々しい東壁は、1500mクラスの山とは思えない迫力です。
山頂手前には雪渓も残っていました。
浅草岳の山頂到着です。
山頂より、歩いてきた稜線
田子倉湖
新潟県側に守門岳
山頂を後に下山します。
山頂直下の湿原より、池塘の先に守門岳
再び雪渓をトラバース。
只見沢を左手に稜線を戻ります。
南岳より、浅草岳と歩いた稜線を振り返ります。
そのあと、無事に登山口へと戻りました。
また時季を変えて歩いてみたいと思います。
筆者
福島特派員
bill
福島県出身&在住。自然が好きで、四季折々の美しい景色を求め東奔西走しています。
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