グリーンパーク再開！春のバラが満開です
こんにちは、「地球の歩き方」福岡特派員のDukeです。幸いなことに福岡県では、新たな感染者が少ない状況がここ2週間ほど続いています。北九州市でも、4月29日を最後に14日間にわたって新規感染者が確認されていません（2020年5月13日18:00）。まだまだ気を緩める訳にはいきませんが、一人ひとりの行動の積み重ねが数字に表れてきたことを素直に喜びたいと思います。これまでの努力が水泡に帰さないよう、引き続き気を引き締めて感染拡大防止に努めましょう。
さて、4月11日から臨時休園となっていた響灘緑地グリーンパークですが、今日、5月13日(水)から営業が再開されました。
バラ園の入口付近には、世界から高い評価を受け、尊敬と親しみを込めて「ミスター･ローズ」と呼ばれた鈴木省三氏の特別コーナーが設けられています。
絶妙のタイミングとなった再開の日、新型コロナウイルス感染防止対策のため2020年は見られないと思っていた春のバラが見事に咲き誇っていました。こちらは、開くににつれて花の色が濃くなり、アプリコット色からオレンジ色に変化する万葉。鈴木省三氏が作出したバラです。
輝くようなサーモンピンクのエマニエルはイギリスで作られました。
ドイツ語で「白雪姫」という意味のシュネービッチェン。アイスバーグ（氷山）とも呼ばれます。
例年、グリーンパーク春のバラフェアは5月上中旬から6月の上旬くらいに行われます。今回の再開時期は、まさにそのタイミングにぴったりでした。
この谷間に沿ってバラ園が続いています。一番手前はズヴニール・ド・アンネフランク《Souvenir d'Anne Frank （アンネ・フランクの形見）》というバラ。『アンネの日記』に感銘を受けたベルギーの育種家ヒッポリテ・デルフォルヘが、アンネの父オットー・フランクに贈ったものだそうです。
ごく淡いピンクのバラはロココ。わずかに波うつような花びらがかわいらしいバラです。
艶やかなピンクの花が房状に咲くうらら。
それにしても、2020年の今年のバラの咲き具合はすごい！
休園中も丹精込めて育ててこられたスタッフの方々の努力に頭が下がる思いです。
淡いピンクとクリーム色のグラデーションが美しいダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ。
その名に恥じない気品あふれる色と形。香りもすばらしいです。
クリームイエローの花びらの先がほのかなピンク色に変化するピース。
大女優の名を冠した真紅のバラ、イングリッド・バーグマン。
くしゃくしゃっとした花びらがかわいい藤色のバラ。
バラ園のもっとも奥まった場所には、赤や黄色に色が変化するリオ・サンバや淡い紫のシャルル・ドゴール、真っ赤なロブスターなどが咲いています。
バラ園内に何ヵ所か撮影スポットが設けられていました。
新型コロナウイルス感染防止対策のため、熱帯生態園などの施設、各種遊具などは運営休止、イベントも中止となっています。今のところ、三密は避けられる状況でした。
北九州市では若松区の響灘緑地グリーンパークをはじめ、小倉南区の山田緑地と平尾台自然の郷、門司区の白野江植物公園、計4ヵ所の公園が今日（5月13日）再開されました。新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮しながら、少しずつ日常生活が取り戻せるといいですね。
筆者
特派員
Duke
縁あって福岡県北九州市に落ち着いて、はや15年。県外の方はもちろん、地元の方にも楽しんでいただけるよう、福岡・北九州の旬な情報を発信していきたいと思っています。
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