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小倉城を走る白い忍者の正体は・・・・・・!?

カテゴリー:見所・観光・定番スポット 投稿日:2019年6月23日

「地球の歩き方」福岡特派員のDukeです。今日は、天守閣再建60周年を迎える今年、展示内容や内部構成を一新する大規模な改修工事を経て、3月30日にリニューアルオープンした小倉城を紹介します。

小倉城は1602年、関が原の戦いの功労により初代小倉藩主となった細川忠興公が築城。細川家が熊本に移封された後は、小笠原家が小倉城主の座を受け継ぎました。江戸時代末期、天守閣は火事により消失しましたが、1959年(昭和34年)に再建されて現在に至っています。
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勇壮で均整のとれた天守閣。黒く塗られた最上階(5階)が、キリッと端正な印象を与えています。もうひとつの特徴は、4階部分よりも5階のほうが大きくなっていること。この構造を「唐造り」と言います。4階と5階の間に屋根(ひさし)がないのも変わっていますね。
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小倉城の石垣は、切石ではなく、自然の石をそのまま積み上げた「野面積み」。小倉城が勇壮で、野趣あふれる力強い印象を与えるのは、この技法によるものです。
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天守閣を囲う石垣を眺めながら、お堀沿いにぐるっと歩いてみるのも、いろんな発見があって楽しいもの。石垣の角の部分が白いですよね。これは、石垣の四隅に白い花崗岩を積み上げたからなんです。
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その結果、偶然にもこんな図ができ上がりました。実は、これが「小倉城を走る白い忍者」の正体なんです。小倉城に白装束の忍者が現れたと、SNSや新聞記事で話題になっていますよ~
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それでは、小倉城の内部を見ていきましょう。1階では、小倉城の歴史や、城下の人々の暮らしぶりが、年表やジオラマで紹介されています。和紙で作られた人形、約1500体が城下町の様子をいきいきと再現するジオラマは必見です。
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大画面の小倉城シアター。築城から現在までの小倉城物語を楽しく学べます。ナレーションは小倉出身の俳優で、北九州市市制55周年アンバサダーを務めた草刈正雄さんです。
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新しくなった小倉城の特徴は、「体験型」の施設となっていること。小倉城の歴史や時代風俗を、ゲーム感覚で体験できるようになりました。小倉城下の賑わいを再現したコーナーでは、鎧兜や忍者、お姫様の着物など、本格的な衣装に着替えて、「時代なりきり体験」ができます。
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殿のお籠や流鏑馬、○×クイズなど、大人も子供も遊びながら小倉城に親しんでいました。
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小倉城での軍議を再現したコーナー。正面の空いた席に座って、あなたも軍議に参加してみませんか。
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雌雄一対の虎は、慶応2年寅年に小倉城が焼失したことに因んで描かれたもの。こちらは雄虎の「迎え虎」。どの位置からも虎が真正面から迫ってくるように見えることから、「八方睨みの虎」とも呼ばれます。
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小倉城築城の歴史をわかりやすく説明したパネル。
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全国の城の天守閣の高さを比較した図です。大阪城がトップで41.5m、二番手に名古屋城の36.1mが続きます。小倉城は28.7mで、姫路城に次いで6番目の高さだそうです。
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こちらは、小倉城創建時の天守の広さを比較したもの(1階床面積)。意外でしたが、小倉城は完成した時点で最も巨大な天守を持つ城だったんですね。
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最上階から南方向を見ると、正面には勝山公園、小倉市街。天気がよければ、さらに遠くの山々まで見渡せます。
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こちらは東側。お堀の向こうは、小笠原家下屋敷を復元した小倉城庭園や北九州市役所。その奥に見えるのは、小倉市街を南北に流れる紫川です。これは桜の季節に撮った写真ですが、ジオラマのような風景ですね。
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天守閣を出てリバーウォークに向かう途中に、おもてなしの拠点として観光案内所やカフェ、休憩スペースなどを備えた「しろテラス」がオープンしました。


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ゆったりとした休憩スペースは、誰でも自由に利用することができます。写真右手が観光案内所、正面奥がカフェ(辻利茶舗)です。
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お城の周辺をぶらぶら散策するのもおもしろいもの。こちらは、小倉城と同じく細川忠興が創建した八坂神社。一昨年、創建400周年を迎えました。
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北九州出身の推理作家・小説家である松本清張の記念館です。推理小説や時代小説に興味のある方は是非覗いてみて下さい。屋根の緩やかな勾配と曲面、瓦が描くまっすぐなラインの対比がきれいですね。
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小倉城周辺には、小倉城庭園や勝山公園、八坂神社、松本清張記念館などのほかにも、北九州市立美術館分館、ゼンリン地図の資料館が入るリバーウォーク、森鴎外文学碑、森鴎外旧居、水環境館、旦過市場、TOTOミュージアム、漫画ミュージアムなど、散策には事欠きません。週末の一日、地図を片手にてくてく歩いてみるのも楽しいと思います。

【小倉城】
 場所:北九州市小倉北区城内2-1 勝山公園内
 開館:4月~10月 9:00~18:00、11月~3月 9:00~17:00(年中無休)
 電話:093-561-1210
 料金:一般300円、中高生150円、小学生100円
     (小倉城、小倉城庭園、松本清張記念館の3施設共通入場券もあります)
 アクセス:JR西小倉駅から徒歩10分、JR小倉駅から徒歩20分

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旅行、温泉、グルメが大好きな元転勤族。北は青森から南は沖縄、米国アルバカーキやハワイを含めると、ちょうど10か所での生活を体験しました。縁あって福岡県北九州市に落ち着いて、はや10年。福岡県は過ごしやすい気候と豊かな自然に恵まれ、水炊きやもつ鍋、豚骨ラーメンや北九州発祥の焼きうどんなど、美味しいものもたくさんあります。県外の方はもちろん、地元の方にも楽しんでいただけるよう、福岡・北九州の旬な情報を発信していきたいと思っています。併せて、「ルイガノ旅日記」もご覧いただければ幸いです。 DISQUS ID @disqus_l7uXZ8XrgH

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