【富士市】岳南電車の終着駅からの散策【おしゃもっさん】
こんにちは。静岡・富士特派員の、わや猫です。
静岡県富士市を走る私鉄、岳南電車。
今回は、その終点となる岳南江尾駅より、おしゃもっさんへと向かって歩いてみました。
岳南江尾駅は、いままで近くを通ることはあっても、実際に立ち寄るのは、これが初めてとなります。
以前は岳南鉄道と呼ばれていたので、昔から接している人には、そちらの名前の方が慣れているでしょうか。
さて今回目指す「おしゃもっさん」ですが、まず駅から北へ向かって進みます。
すると、マックスバリュ富士江尾店の裏で静岡県道22号三島富士線。通称、根方街道へぶつかります。
ここに、一見すると普通の民家にしか見えないカフェ、おうちカフェ花みずきというお店がありました。
現在は新型コロナ対策にて休業していましたが、散策途中の一休みで立ち寄るのによさそうなお店です。
そんな花みずきより、根方街道を東へ向かって進んで行くと、すぐにY字の分岐地点があります。
根方街道は、そのまま右の道へ続いていきますが、おしゃもっさんへは左側の路地へ曲がって進みましょう。
すると小さな川を越えてすぐの場所に、北辰妙見大菩薩と記された建物がありました。
見た目は小さな小屋ですが、入口に鈴緒がつけられていたので気づくことができました。
そんな妙見菩薩様の社から、ふたつ目の左への分岐を曲がって裏路地へ進むと、おしゃもっさんへと到着です。
こちらも、よく見るような祠なのですが、すぐ脇に「一万歩史話と伝説の里Bコース」の案内板があります。
そもそも、おしゃもっさんとは何か?というと。
昔、年貢の取り立てを行うべく土地の測量を行う際に使用していた、お尺持ちという間竿が由来だそうです。
その測量は非常に厳しく、測り間違いがあると打ち首になったほどで、そのためお尺を大切に祀ったのだとか。
そんなおしゃもっさんですが、ひとつ残念なのは、その所以が記された説明板が近くになかったことでしょう。
ただその代わりと言ってはなんですが、すぐ隣にかなり樹齢を刻んだと思われる大木が生えていました。
むしろ、おしゃもっさんよりも、こちらの大木の方が存在感を放っているくらいです。
また祠の前の柵で囲まれた場所には、湧き水も流れていました。
最後に、おしゃもっさんから路地を少し西へ進んだ先にある、飯綱神社へ。
こちらには崇神天皇によって派遣された東海将軍、武渟川別が建てたという由緒があるようです。
こんな感じで、今回は岳南江尾駅より江尾地区の散策を行いましたが、須津まちづくりセンターからスタートする史跡と伝説の里ハイキングコース(Bコース:全長6.7km)を巡ってみるのもいいかもしれませんね。
■おしゃもっさん
・住所: 静岡県富士市江尾
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