【沼津市】伊豆・三津シーパラダイスに、みとしーラボが誕生!
こんにちは。静岡・富士特派員の、わや猫です。
この夏、伊豆・三津シーパラダイスに新たなるエリア、みとしーラボがオープンしました。
みとしーラボは、水族館の裏側を遊びながら体験できる施設、とのことです。
近年の水族館では、バックヤードを公開しているところも増えていますが、みとしーも、ついにその仲間入り。
さらに水族館で行われる作業を遊びながら体感できる!という要素がプラスされたのが、この、みとしーラボ。
みとしーラボがある場所は、本館2階にある売店の隣。
みとしーminiパラダイスのボールプール沿いにあった部屋が、大々的に改装されていました。
2019年末に誕生した、あじっこパラダイスに続く、体験型の施設となります。
ラボの内部は、手前側が体験エリア、奥側がバックヤードエリアとなっていました。
体験エリアの方では、水中に潜む微生物を観察できる、マイクロスコープ。
ホースを使った水換え作業を学ぶことができる、サイフォンの原理。
人工クラゲを、おたまですくって、おわんへと移動させる、生物すくい。
配管をつなぎ合わせる作業を、パズル形式で再現した、パイプパズル。
以上の、4つを体験することができるほか、透明骨格標本や液浸標本、イルカやラッコの頭蓋骨も展示。
そしてバックヤードエリアの方では、飼育員が日々行っている裏作業の様子を見学できます。
またここでは、「みとしー」for「SDGs」と題して、質の高い教育をみんなに、海の豊かさを守ろう、陸の豊かさも守ろうという、3つの目標が掲げられていした。
その取り組みの一環として、エダミドリイシというサンゴや、ゲンジボタルの幼虫も育成されています。
ゲンジボタルの幼虫の体長は1.5mmと非常に小さく、肉眼では、どうにか確認できるくらいです。
餌となるカワニナという巻貝も、同じビーカーの中にいますが、それと比べても大きさの差は歴然。
ほかにも、メンダコが飼育されていたときの映像も、ここで公開されているので必見です。
およそ1年半ぶりに誕生した新施設、みとしーラボ。
将来、水族館の飼育員を目指している子供から、夏休みの自由研究の題材を探している子供まで。
多くの人たちが、このラボを通して水族館の取り組みに触れることができるといいですね。
■伊豆・三津シーパラダイス
・住所: 静岡県沼津市内浦長浜3-1
・TEL: 055-943-2331
・開園時間: 9:00~17:00(最終入場 16:00)季節・時期により異なる
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