【静岡市】は虫類館は今年で誕生10周年【日本平動物園】

公開日 : 2021年06月14日
最終更新 :
筆者 : わや猫

こんにちは。静岡・富士特派員の、わや猫です。

気づけばここ最近、日本平動物園関連のブログが続いていますが、それだけ規模が大きく、話題に尽きない場所ということで、もうしばらくお付き合いください。

さて今回は、そんな日本平動物園の施設の中から、は虫類館を見ていきます。

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こちらの施設も、コロナ対策の一環にて、ここ1年間は閉鎖されていました。

それが熱帯鳥類館や夜行性動物と同様に、5月より再オープンしています。

は虫類館が建設されたのは2011年と、比較的に新しい建物で、今年2021年でちょうど10年が経ちました。

建物内部は4つのエリアに分けられ、中でもメインとなるのが、最初の温帯・熱帯雨林ゾーン。

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建物内の、およそ半分が、この温帯・熱帯雨林ゾーンで占められています。

世界最大の蛇であるオオアナコンダや、ワニの仲間のクチヒロカイマンも、このエリアにいます。

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水面から顔を出しているワニが、こんな立った状態だったなんて。なんだかイメージと違って驚きです。

そんなワニの水槽の手前にいたのは、テキサスラットスネークの白変種(リューシスティック)。

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日本では古くから、神や、その使いという神聖な存在として崇められてきた白蛇。

確かに、その白く美しい姿からは、神々しさすらも感じられるかもしれませんね。

続く2つ目のエリア、草原・乾燥帯ゾーン。

こちらのエリアは、部屋の大部分が、カメたちの運動場になっています。

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運動場の周囲をめぐる上の段には、ホウシャガメと、ヒョウモンガメが。下の段には、ケヅメリクガメ、アカアシガメ、キアシガメという亀がともに過ごしていました。

この運動場は建物の外からものぞけるので、虫類館が閉館しているときでも、その様子が確認できます。

草原・乾燥帯ゾーンの先は、ワニガメや、カミツキガメが展示されている、水辺・水中ゾーン。

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このエリアは水槽の数こそ4つと少ないですが、いずれも大きな水棲のカメなので迫力があります。

そして出口の前にある日本産ゾーンにて、は虫類館は終了です。

日本産ゾーンでは、8つの小型水槽に、日本の在来種たちが展示されています。

しかしいままで見てきた爬虫類と比べて小さい種となるため、はっきり言って地味です。

そもそも隠れていることも多いので、その姿をちゃんと見ることができればラッキーなくらいでしょう。

そんな中から代表して、ニホンヤモリくんが登場。尻尾は自切したのか、切れて短くなっていました。

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ちなみに、家を守るヤモリは爬虫類ですが、井戸を守るイモリは両生類に分類される生き物となります。

あと日本産ゾーンには爬虫類ではないのですが、スジエビとモツゴのいる水槽もありました。

出口の外には、ニホンイシガメと、クサガメの住む池もあるので、そちらの確認もお忘れなく。

展示されている生き物は約50種と、熱帯鳥類館や夜行性動物館以上にボリュームがあるのは虫類館。

特に温帯・熱帯雨林ゾーンは室温が高く暑いので、熱中しすぎて熱中症にならぬよう、お気をつけください。

■日本平動物園

・住所: 静岡県静岡市駿河区池田1767-6

・TEL: 054-262-3251

・開園時間: 9:00~16:30(入園は16:00まで)

・休園日: 毎週月曜日(祝日、振替休日のときは翌平日)、12月29日~翌年1月1日

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