【富士市】ふじのくに田子の浦みなと公園【富士山ドラゴンタワーとディアナ号】

公開日 : 2021年04月22日
最終更新 :
筆者 : わや猫

こんにちは。静岡・富士特派員の、わや猫です。

田子の浦港の西岸。

旭化成の工業団地を海沿いに進んでいくと、海岸線に現れる、ふじのくに田子の浦みなと公園。

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ここはもともと、富士シンボル緑地公園として整備が進められていた場所で、2011年に行われた田子の浦港築港50周年記念の式典で発表された愛称が、ふじのくに田子の浦みなと公園という、現在の公園の名前となっています。

その後、2013年に展望広場が完成。2017年に歴史学習施設ディアナ号も造られました。

さらに翌2018年には、展望広場に公園のシンボルとなる富士山ドラゴンタワーも建てられました。

ディアナ号は、江戸時代に日本へ開国と通商を求めて来航した、ロシアの軍艦です。

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その際、安政大地震に見舞われ大破し、最終的に現在の富士市沖で沈没してしまいました。

これらの歴史資料は、以前訪れた戸田造船郷土資料博物館に数多く残されています。

また、この復元されたディアナ号の船内にも、それらの資料や、ディアナ号の鎖が展示されています。

ディアナ号の甲板へ上って景色を眺めれば、気分はまさに航海士?

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ちなみに歴史学習施設ディアナ号の開館時間は、09:00~16:00。

月曜日(月曜が祭日の場合は翌火曜日)が休館日となっています。

そして公園のもうひとつの目玉となる、展望広場の富士山ドラゴンタワー。

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螺旋階段をまとう八角形のフォルムは、富士山頂の8つの峰をイメージしているそうです。

今回、久しぶりに富士山ドラゴンタワーへ訪れたのですが......

以前見たときには、もっと黄土色だったと記憶していたタワーが、なんだか青白くなっていました。

光の当たり方のせいか? あるいは素材に用いられている富士ヒノキが退色してしまったのでしょうか?

まるで青龍へと進化したかのような、そんなふうに思えなくもありません。

富士山ドラゴンタワーの上から眺める、田子の浦港と富士山。

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タワーが建つ前からも眺めはよかったのですが、タワーのおかげで一段と見晴らしがよくなりました。

港の対岸にある富士と港の見える公園に加えて、富士のいい展望地となっています。

そしてなんと2020年には、もうひとつ。港東側の海岸線沿いにも、新しい公園がオープンしたそうです。

紅白の防波堤灯台に挟まれた、田子の浦港の入口。

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赤い灯台がある対岸側に、その新しい公園があります。

次回は、そちらの様子も見に行ってみましょう。

今回見た以外にも園内には遊具のある冒険広場などがあるので、子供がのびのびと遊ぶのにもいい公園です。

ただし吉原駅からは港を挟んで反対側に位置しているので、歩いて来るとなると40分はかかってしまいます。

イオンタウン富士南からでも25分ほどの道のりとなるため、アクセスには車を利用する方がよいでしょう。

園内の駐車場は150台近くの普通車を停めることができるので、駐車場のキャパシティも充分だと思います。

■ふじのくに田子の浦みなと公園

・住所: 富士市前田地先

・開園時間: 8:00~17:00

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