【富士市】目の前を通る新東名の迫力の景色!【風の宮公園】

公開日 : 2021年03月04日
最終更新 :
筆者 : わや猫

こんにちは。静岡・富士特派員の、わや猫です。

今年、2021年より始まったとされている、風の時代。

元日に初詣へと訪れた桑崎風神社に続いて今回も、そんな風にまつわる場所へ行ってきました。

今回訪れたのは、富士市南松野の一角。

馬坂峠と呼ばれる富士川沿いの丘の上につくられた、風の宮公園となります。

富士川楽座より県道10号 富士川身延線を北上し、ミニストップ富士木島店の手前の信号を左折。

そのまま道なりに新東名高速道路の橋の下を過ぎ、カーブを曲がった先に公園の入口がありました。

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駐車場は普通車5台分ほどが停められるスペースが舗装されており、もう少し拡張もできそうです。

駐車場から展望台があるエリアまでは、急傾斜の上り坂が続いています。

距離こそ、そう長くはないのですが、もともとが峠道なだけあって、かなり傾斜のきつい坂道です。

そんな地獄の坂道を上り終えた先で待っていたのが、風の神様を祀った風神宮でした。

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毎年7月25日には、風害から農作物守って五穀豊穣を祈願する風祭りが行われていたそうで、その祭りの際には、この風神宮から富士川にあるという狐石まで、約400mの大注連縄が張られたのだとか。

そんな風神宮から、さらに奥へ進んでいくと、風の宮公園の展望台が姿を現しました。

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この辺りで展望台というと、たいていは富士山か、あるいは駿河湾を望むためのものというイメージですが......

この展望台から一番よく見えたのは、すぐ目の前を通っている新東名高速道路でした。

そんな新東名高速道路は、以前訪れた明星山の中を通過して御殿場方面へと続きます。

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一応、明星山の上から、わずかではあるものの富士山も頭を出しているのですが。

むしろ、お隣にある岩本山との間からのぞく愛鷹連峰の方が、よく見えますね。

後ろを振り返ってみると、新東名高速道路は南松野の山中を通って、静岡方面へ続いています。

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また北西側には、山梨県南部町にそびえる白鳥山から篠井山の方までを望むことも可能です。

そしてそんな展望台の足元から、富士川楽座や雨乞山方面へと、ハイキングコースが続いています。

このコースは、先程まで展望台から眺めていた新東名高速道路の新富士川橋の、すぐ下を通過していました。

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なかなかお目にかかれなさそうなシチュエーションの道に、展望台のときともまた違った感動を覚えます。

昔から風の通り道となってきた、馬坂峠こと風の宮公園。

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新東名高速道路の開通によって、また新たな風の道が誕生したといったところでしょうか。

なお風の宮公園を訪れた翌日は、案の定、両足が筋肉痛になったのでした。

■風の宮公園

・住所: 静岡県富士市南松野

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