【日本平動物園】赤ちゃんの誕生と成長2021【静岡市】

公開日 : 2021年02月22日
最終更新 :
筆者 : わや猫

こんにちは。静岡・富士特派員の、わや猫です。

昨年、七夕の日にマレーバクの赤ちゃんが生まれて話題となった日本平動物園。

そんな日本平動物園にて、今年2021年も新年早々にアビシニアコロブスの赤ちゃんが生まれました。

1月15日に生まれた、全身真っ白な毛でおおわれた、アビシニアコロブスの赤ちゃん。

この毛は生後3ヵ月ほどで生え変わるので、真っ白な姿を見れるのも限られた期間だけとなります。

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赤ちゃんの右側に写っているのは、2018年に生まれた兄猿のピンくん。

こちらはもうすっかり大きくなりましたが、中身はまだまだやんちゃ坊主。

またアビシニアコロブスの隣の檻でも昨年、シシオザルの赤ちゃんが生まれています。

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体は、まだ小さいものの、たてがみ状に顔を覆う毛は、この1年で立派に伸びました。

そんなシシオザルの子供は、隣の檻にいるピンの良い遊び相手になっているようです。

そして昨年話題となった、マレーバクの子供、ナナハはというと......

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換毛が終わって、親と同じ白黒の配色になっていました。

これだけ大きくなっても、まだ1歳に満たないのですから驚きです。

ほかにも昨年から今年にかけて、ベネットアカクビワラビーや、コモンマーモセットの赤ちゃんも誕生しています。

日本平動物園へと来園した際は、そちらにもぜひ注目してみてください。

そして今回は、もうひとつ。本日2月22日は、猫の日ということで......

日本平動物園の猛獣館299で暮らしている、ライオンについても触れておきます。

昨年の7月。それまでいたオスのライオン、キングが老衰にて、20歳で亡くなりました。

その後、11月に富士サファリパークよりギルが来園し、今年1月から公開されています。

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まだ3歳の若いライオンということで、今後の活躍にも注目されるギル。

ところが、2月1日に事件が起こりました。

先住のメスライオン、マッチとの同居生活を試みられた初日。

ギルが、マッチのクビに噛みつき、その後マッチは亡くなってしまったのです。

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設置された献花台を見ても、マッチが、みんなからどれだけ愛されていたのかがわかります。

14歳と年齢こそ若くはありませんでしたが、ギルとの今後を期待されていただけに残念な結果でした。

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動物が持つ野性は、まだまだ計り知ることのできないものだと、今回の事件であらためて思わされました。

この事件の教訓が今後、何かしらに活かされることを願いつつ、マッチの冥福を祈ります。

昨年から通っている日本平動物園ですが、まだ工事中の箇所などもありすべてを見ることができていないので、今後もまた機会をみて訪れたいです。

■日本平動物園

・住所: 静岡県静岡市駿河区池田1767-6

・TEL: 054-262-3251

・開園時間: 9:00~16:30(入園は16:00まで)

・休園日: 毎週月曜(祝日、振替休日のときは翌平日)、12月29日~翌年1月1日

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