【富士市】愛鷹山に祀られた風の神様【桑崎風神社】

公開日 : 2021年01月05日
最終更新 :
筆者 : わや猫

新年あけましておめでとうございます。

静岡・富士特派員の、わや猫です。

お正月に初詣へ行くことなど滅多にない僕ですが、2021年は珍しく元日からお参りに行ってきました。

その神社があるのは、愛鷹連峰西側の麓。

富士市桑崎地区より、林道風の宮線を進んでいくと到着します。

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およそ2kmほどの林道の、ちょうど中間地点に位置しているのが、この風神社。

風の宮線は、このまま神社を回り込むようにして石井線の方まで続いていきます。

しかし神社といえど、その規模は小さな山神社といった程度のものです。

場所も場所なだけに滅多に人は訪れないでの、ほかの参拝者には遭遇しませんでした。

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お社へと続く階段の横には、平成16年に建てられた立派な石碑があります。

以前は、このさらに隣に木碑も建っていたのですが、そちらはなくなっていました。

また神社周辺の道も、以前は砂利道だったのですが、しっかりと整備が進められています。

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とはいえ風の宮林道は、まだまだオフロードの箇所が多いので、通行には注意が必要ですが。

階段を上りきると正面に、風神社のお社と、由来碑がありました。

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起源は、江戸時代の天保8年。

天保の大飢饉に見舞われた際に、五穀豊穣を祈願して、愛鷹山からの風の神様を祀ったとされています。

平成14年に境内の改修が行われてからは、神社が誕生したとされる6月に、お祭りも行われているそうです。

お社の祠も、神社が誕生した当時に作られた物なのだとか。

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祠には日本神話に登場する風の神、志那都比古神・志那都比売神が祀られています。

奇しくも2021年からは、風の時代が到来するとのことです。

今回こうして風神社へと初詣に訪れる事になったのも、風の神様のお導きだったのかもしれません。

■桑崎 風神社

・住所: 静岡県富士市桑崎

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