【梅ヶ島七滝】十枚山の麓を流れる宝月の滝
こんにちは。静岡・富士特派員の、わや猫です。
梅ヶ島七滝巡りとして、前回までに、4つの滝を訪れました。
関連ブログ:【梅ヶ島七滝】滝と紅葉の梅ヶ島【三段の滝】
5つ目となる今回は、梅ヶ島街道の起点より、南へおよそ10kmほど下った地点。
前回の赤水の滝よりも、さらに南側に位置している滝となります。
静岡県道29号 梅ケ島温泉昭和線の途中、安倍川に掛かる関の沢橋。
この橋を渡った先に、十枚山方面へと続いている道への分岐があります。
分岐地点から集落を抜けて道なりに800mほど進むと、宝月の滝の立て札が現れました。
車を数台駐められスペースがあるので、ここに駐車して滝を探しましょう。
車を駐めた場所から道を少し戻ると、路肩のガードレール越しに川を見下ろすことができます。
ここに今回の目的となる、宝月の滝がありました......が、どうも事前に調べた形と違います。
どうやら滝の周りを囲んでいた岩の一部が欠けてしまい、そのせいで水の流れが変わったようです。
もともと落差5mと梅ヶ島七滝の中でも小さな滝ですが、この変化のためか滝という感じが薄れた印象でした。
川におりて見ることができれば、もう少し違うかもしれませんが、そういった道も整備はされていません。
それからもう少し周囲を散策してみると、滝の上流に、なにやら人工的に整備された場所を発見。
調べてみると、これらは半世紀以上前に関の沢発電所があった頃の名残りなのだとか。
ちなみに現在、新しく関の沢小水力発電所の建設工事が行われているようです。
さらにそのまま関の沢川を上流へ進んでいくと、川の合流地点に出合橋が掛かっています。
この橋の先が林道芝代線の起点となり、ここに林道開通記念の石碑も建てられていました。
林道は、そのままふたつ目の橋を越えて十枚山へと登っていくので、とりあえずここで引き返します。
安倍川の支流、関の沢川にかかる宝月の滝。
駐車スペースから徒歩1分と、アクセス自体は簡単ですが、滝としての迫力はいまひとつな印象でした。
もう少し水量の多いときならば印象も違うかもしれないので、いずれまたリベンジに訪れたいです。
■宝月の滝
・住所: 静岡県静岡市葵区梅ヶ島
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