【梅ヶ島七滝】梅ヶ島街道沿いを流れる豪快な滝【赤水の滝】

公開日 : 2020年12月05日
最終更新 :
筆者 : わや猫

こんにちは。静岡・富士特派員の、わや猫です。

静岡市街地より梅ヶ島温泉へと続く、静岡県道29号線。通称、梅ヶ島街道。

その道中にも、梅ヶ島七滝のうちのひとつとなる、赤水の滝があります。

梅ヶ島の温泉街より、梅ヶ島街道を5kmほど下った地点にて、道路脇に現れた展望台。

akm.jpg

ここから正面に見える渓谷に、目的の赤水の滝が流れていました。

akm1.jpg

ただ、この位置からでは少し距離があるので、もうひとつの展望台の方にも行ってみましょう。

ふたつ目の展望台は、県道沿いの展望台から梅ヶ島街道を200mほど北上すると、すぐに到着します。

akm2.jpg

こちらの展望台は公園として整備されていて、遊歩道を歩いて進んでいくことになります。

例年は売店も出ているそうですが、今年2020年はコロナ禍の影響により中止となっていました。

また遊歩道の入口付近が駐車場となりますが、今回はコーンが置かれていて利用できず。

そのため、道路の反対側に整備された草木多目的広場駐車場のほうへ車を駐めました。

akm3.jpg

多目的広場というだけあって、かなり広く、隅の方には仮設トイレもあります。

そんな駐車場から遊歩道を下っていくと、3分とかからず展望台に到着。

akm4.jpg

こちらは上下2段の展望台となっており、上の段にはベンチも設けられていました。

夜間には滝のライトアップがされるとのことで、その照明設備も正面に見えています。

より眺めがいいのは、滝に近い下の段の方です。

akm5.jpg

県道沿いの展望台からでは確認できなかった滝の上段も、この展望台からなら見ることができます。

赤水の滝は、梅ヶ島七滝の中では安倍の大滝とならぶ大きな滝となりますが、安倍川本流にかかっているので水量も豊富で、豪快さにおいては一番でしょう。

ちなみに赤水の滝がある赤水という地域は、1707年に発生した宝永地震によって誕生したそうです。

大谷山から流れ出た土石流が周囲の地形を形成し、そのあと幾日にも続いて褐色の濁流が流れたことが赤水の滝と呼ばれる由来となり、この大規模な土砂災害は日本三大崩れとしても記録されています。

梅ヶ島七滝の中でも特にアクセスしやすい位置にあるので、ドライブがてらに寄るにもいい場所でした。

■赤水の滝

・住所: 静岡県静岡市葵区梅ヶ島

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。