【富士宮市】源頼朝の伝説が残る滝【陣馬の滝】

公開日 : 2020年10月07日
最終更新 :
筆者 : わや猫

こんにちは。静岡・富士特派員の、わや猫です。

富士宮市の観光名所といえば、日本の滝100選にも指定されている、白糸の滝。

関連ブログ: 富士の名瀑!白糸・音止

そんな白糸から芝川をさらに7kmほど上流へ向かうともうひとつ、陣馬の滝があるのをご存知でしょうか?

アクセスは、静岡県道414号 富士富士宮線より。田貫湖への分岐を過ぎて、猪之頭区まで進んで行きます。

jinba00.jpg

すると遠照寺ホステル入口というバス停のところに、陣馬の滝の案内標識が設置されていました。

そこを曲がって観光用に整備された道を200m進むと、陣馬の滝の駐車場へと到着。

jinba01.jpg

以前は数台しか停められなかったのですが、新たに広い駐車場ができて快適になりました。

そんな駐車場の前から、滝まで100mほどの遊歩道が続いています。

jinba02.jpg

この遊歩道の終点が、芝川の支流である五斗目木川の起点となり、そこに陣馬の滝があります。

jinba03.jpg

ここには湧き水を汲むための給水口もあるので、この水を汲みに訪れる人もけっこういるようです。

陣馬の滝は、川の上流から流れてきた水と、岩盤から湧き出た水の双方が組み合わさってできています。

jinba04.jpg

鎌倉時代に源頼朝が富士の巻狩りへと訪れた際、この滝の近くに一夜の陣を敷いたのが名前の由来だそうです。

また、その際に滝壺から発見したという、中が空洞になった石が、近くにある遠照寺に現在も祀られています。

2020年は中止になってしまいましたが、毎年8月には陣馬の滝まつりも開催されています。

富士宮を観光する際には、白糸・音止の滝に加えて陣馬の滝へも、ぜひ訪れてみてください。

■陣馬の滝

・住所: 静岡県富士宮市猪之頭529

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。