【鈴川港公園】吉原駅から徒歩1分の展望台【津波避難タワー】

公開日 : 2019年12月17日
最終更新 :
筆者 : わや猫

みなさん、こんにちは。静岡・富士特派員の、わや猫です。

東日本大震災以降、富士市内にも、いくつかの津波避難タワーが建設されました。

緊急時の避難場所となるほか、普段は展望台としても利用されているので、その様子を見てみましょう。

今回訪れたのは、吉原駅南口から徒歩1分の場所にある、鈴川港公園。

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公園の中央にそびえ立つのは、2012年に完成した高さ15mの津波避難タワー。

だいたい、4階建ての建物と同じくらいの高さといったところでしょうか。

収容120人のタワー頂上は、海抜19.3m。園内に生えている樹木よりも高く、周囲の景色を一望できます。

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特に晴れた日中は、富士市の町並みの向こうに富士山や愛鷹山を眺めることができる絶好のスポットです。

一方、夜はというと......。富士山は闇に包まれ、肉眼で確認するのは難しいと思います。

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その代わりに、富士市の夜景を眺めることができました。

ただ、元々の標高が低いので、迫力はいまひとつでしょうか。

公園からすぐ西側には、田子の浦港があります。

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画像左隅の林の中には、田子の浦仏舎利塔の姿も確認できました。

仏舎利塔がある公園までは、ここから徒歩5分で行くことができます。

そちらの公園にも展望台があるので、またいずれ訪れてみましょう。

さらに吉原駅の北口前には、もうひとつの津波避難タワーがあるので、そちらも見てみましょう。

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こちらは鈴川港公園のタワーよりも1段低く、高さ12mとなっています。

横に長い作りですが収容人数は128人と、さほど広さに差はありません。

高さが低いぶん見られる景色も限られますが、富士山を眺めるには、近くて迫力が増す印象でした。

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最後に、吉原駅のJR線のホームと岳南電車のホームをつなぐ跨線橋ごしに、赤い三日月が見えました。

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今回ご紹介した津波避難タワーは、どちらも駅の目の前にあり、アクセスも非常に良好です。

気軽に立ち寄れる展望台として、吉原駅へと訪れた際には、ぜひ確認してみてください。

吉原駅 住所:静岡県富士市鈴川本町14-2

鈴川港公園 住所:静岡県富士市鈴川町10

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