【富士岡地蔵堂】樹齢600年の巨木【子育てオオイチョウ】

公開日 : 2019年10月16日
最終更新 :
筆者 : わや猫

みなさん、こんにちは。静岡・富士特派員の、わや猫です。

長いこと続いた残暑も一段落して、ようやく秋らしい気候となりました。

秋といえば紅葉狩り。という事で、今回は、この場所に訪れてみましょう。

静岡県道22号線 三島富士線、通称 根方街道の富士岡交差点より

南東の住宅地の中に位置する、富士岡銀杏地蔵尊。(富士岡地蔵堂)

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お堂の後ろにそびえ立つ、巨大な1本のイチョウの木。大型台風が通過した後なので、少し葉が

散ってしまった印象ですが、それ以外は特に目立った被害もなく、力強い姿を見せてくれました。

しかし葉っぱが色づくには、まだ時期尚早。なので、10年前に撮影した画像を載せておきましょう。

それが、こちら。黄色く色づいたイチョウの葉が、とても美しかったです。

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これらの葉っぱが、すべて1本の樹から生えているのですから驚きですね。

樹高26m。目通り6.2m。東西南北に伸びる枝張は、およそ11mという巨木。

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樹齢は、推定600年。昭和46年に、静岡県の天然記念物に指定されました。

幹から枝にかけて、無数に垂れ下がっている乳状下垂。

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大きなイチョウの木には、よく見られる物ですが、これだけの規模の物は珍しいとの事。

その姿から、子育て大銀杏(オオイチョウ)とも呼ばれ、子育ての願掛けもされているようです。

子育て大銀杏についてのお話は、富士市のHPに詳しく書かれているので、そちらをご覧ください。

境内の、すぐ裏を流れるのは、以前、滝巡りでご紹介した赤淵川。

普段は水量が少ない川ですが、台風上陸の後だけあって、少し増水しています。

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川の下流にある青い橋は、岳南電車の鉄橋です。通過した車両には

ちょうど今の時期的に、ハロウィンの装飾が施されていました。

住宅地の、入り組んだ狭い路地の先にある、巨大な1本のイチョウの木。

本格的に色づくのは、12月の上旬との事で、その頃が見頃となります。

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ただ、地蔵堂の前にでるL字の道は、車1台分ほどの幅しかないため

もしも訪れるのであれば、ルート選びには気をつけてください。

富士岡銀杏地蔵尊 住所:静岡県富士市富士岡81

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