【富士岡地蔵堂】樹齢600年の巨木【子育てオオイチョウ】
みなさん、こんにちは。静岡・富士特派員の、わや猫です。
長いこと続いた残暑も一段落して、ようやく秋らしい気候となりました。
秋といえば紅葉狩り。という事で、今回は、この場所に訪れてみましょう。
静岡県道22号線 三島富士線、通称 根方街道の富士岡交差点より
南東の住宅地の中に位置する、富士岡銀杏地蔵尊。(富士岡地蔵堂)
お堂の後ろにそびえ立つ、巨大な1本のイチョウの木。大型台風が通過した後なので、少し葉が
散ってしまった印象ですが、それ以外は特に目立った被害もなく、力強い姿を見せてくれました。
しかし葉っぱが色づくには、まだ時期尚早。なので、10年前に撮影した画像を載せておきましょう。
それが、こちら。黄色く色づいたイチョウの葉が、とても美しかったです。
これらの葉っぱが、すべて1本の樹から生えているのですから驚きですね。
樹高26m。目通り6.2m。東西南北に伸びる枝張は、およそ11mという巨木。
樹齢は、推定600年。昭和46年に、静岡県の天然記念物に指定されました。
幹から枝にかけて、無数に垂れ下がっている乳状下垂。
大きなイチョウの木には、よく見られる物ですが、これだけの規模の物は珍しいとの事。
その姿から、子育て大銀杏(オオイチョウ)とも呼ばれ、子育ての願掛けもされているようです。
子育て大銀杏についてのお話は、富士市のHPに詳しく書かれているので、そちらをご覧ください。
広報ふじ HP:富士の民話あれこれ 銀杏地蔵
境内の、すぐ裏を流れるのは、以前、滝巡りでご紹介した赤淵川。
普段は水量が少ない川ですが、台風上陸の後だけあって、少し増水しています。
川の下流にある青い橋は、岳南電車の鉄橋です。通過した車両には
ちょうど今の時期的に、ハロウィンの装飾が施されていました。
住宅地の、入り組んだ狭い路地の先にある、巨大な1本のイチョウの木。
本格的に色づくのは、12月の上旬との事で、その頃が見頃となります。
ただ、地蔵堂の前にでるL字の道は、車1台分ほどの幅しかないため
もしも訪れるのであれば、ルート選びには気をつけてください。
富士岡銀杏地蔵尊 住所:静岡県富士市富士岡81
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