ご挨拶/ドイツ、フライブルク市の概要と行き方
初めまして。この度、「地球の歩き方」ドイツ/フライブルク特派員ブログを担当することになりましたブンです。
こちらには夫の仕事の関係で2年ほど滞在する予定です。
ドイツの南西、スイスとフランスに国境を接している地域の特色を活かして渡独以来たくさん観光をしてきたので、
フライブルク地域の情報だけでなく、周辺国への観光情報をたくさん発信出来たらと考えています。
さて、初回は私の住む町フライブルク(Freiburg)に関する基本的な情報を書いていきたいと思います。
ドイツの南、バーデン=ヴュルテンベルク州に位置し、スイス、フランスと国境を接しています。
人口は22万人の中規模都市で、学生の街、環境都市として知られています。
フライブルクの大学の代表格、アルベルト・ルードヴィヒ・フライブルク大学はドイツで5番目に古い大学です。
かの有名な哲学者ハイデガーもここの大学の卒業生です。
環境都市としては、1970年に原発反対運動に成功してから市民を主体とした環境政策が推進されてきたようです。
その政策の成功ぶりは、日本の各自治体が視察に来る程です。
日本とは、愛媛県松山市と姉妹都市で、また毎年春休み、夏休みの時期には何百人単位で日本の学生が
ドイツ語を学びに訪れます。
そんなフライブルクへの行き方は日本からなら二通り、
ドイツの玄関、フランクフルト空港からDB(ドイツ鉄道)で行く方法とバスで行く方法です。
ドイツ鉄道でICE(アイツェーエー、高速列車)なら所要時間は2時間ちょっと、フランクフルト空港駅(Frankfurt(M)Flughafen)から
フライブルク中央駅(Freiburg Hbf)まで一本で行けます。
時間帯によっては、マンハイム中央駅(Mannheim Hbf)で乗り換えになりますが、所要時間はほぼ変わりません。
マンハイム中央駅の地下には色々とお店が沢山入っているので、乗り換え時にテイクアウトして車内で楽しんでも良いかも知れません。
テイクアウトは、ドイツ語では(mitnehemen)というと通じますよ。
おすすめはアジアンレストランの日本ヌードル(2017年4月時点価格3€)です。
値段は時間帯によりまちまちで、当日に購入すると60€から70€の予算になることが多いです。
一方、数か月前に予約すると(こちらも時間によりますが)時には19€(最安)で予約することもできます。
電車の検索には、DBの提供するスマホアプリを用います。
DBのアプリでは旅行する日の鉄道の時間、料金を調べられる他、
チケットを購入するとQRコードがそのままアプリに保存されます。
当日チケットを印刷していなくても、係員が来たらアプリでQRコードを表示すれば大丈夫です。
ICEは早いし快適でおすすめですが、当日になってしまうと非常に高いですね。
その際、予算を優先するならバスの利用検討をお勧めします。
バスでの行き方は、空港からフライブルク中央駅まで3~4時間。
バスは安ければ15€なのでコスパ重視ならバスの方が良いかもしれません。
バスの検索には、「Busrader」というアプリが便利です。
「Busrader」というアプリはヨーロッパ各地へのFlixbus(フリックスバス)等格安バスの運行情報が検索できる上、DBも検索できます。
鉄道はすべて情報が出るわけではないので、DBのアプリで検索した方が確実だと思います。
実はフライブルクの最寄空港はドイツ国内にある空港ではなく、スイス、フランスの境にあるバーゼル・ミュールズ・フライブルク国際空港です。
ヨーロッパからこの地を訪れる方には、この空港の利用をお勧めします。
LCCがほぼメインで就航している空港なので安く飛んで来られる上、空港からフライブルクまではバスで1時間もしません。
ただ、このバスが何故か値段が高いです。いつも19.90€(最安時の値段)~。
フライブルクからバーゼル市内へのバスは同じフリックスバスで5€(最安時の値段)~なので、時間があるときには、
空港からいったん市街に出て、バーゼル観光をして市内からバスでフライブルクに来ることも検討しても良いかも知れません。
フリックスバスは緑色がトレードマークのドイツのバスで、格安でヨーロッパ各地を旅行できる上、
乗り心地も良いのでおすすめです。
個人差もあると思いますが車に酔いやすい私でも、フリックスバスでなら本が読めることもあります。
中央駅に着いたら、そこからフライブルク中心街「Bertoldsbrunnen」駅までは、トラムで4分。
徒歩でも行くことができます。
フライブルク市には1番線から5番線までトラムが走っていますが、
1,3,4,5どのトラムに乗っても中心街に出ることができます。
トラム券は、トラム内、あるいはフライブルク中央駅内で購入することができ、一回券は2.3€です。
※尚、バス、鉄道の料金は2017年4月末時点のもので今後改定されることもあるかと存じます。
その都度DBのサイトやバスのサイトで確認ください。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。