ドイツ旅行 知っておくと便利なアプリ3選

公開日 : 2017年05月22日
最終更新 :
筆者 : ブン

先日はドイツのWi-Fi事情に関して記事を書きました。今回は、ドイツを旅行する際にスマホに入れておくと便利なおすすめアプリを3つ紹介します。

1.長距離、市内観光両方に便利なDB(ドイチュバーン)アプリ

DB Navigator.png

DB(ドイチュバーン、ドイツ鉄道)のアプリはドイツを観光するには必須のツールです。このアプリでは、ドイツ国内の長距離列車(ICE、IC、RE等)と各市内交通(トラムやバス)の乗り継ぎが検索できます。長距離列車はそのままアプリで予約することができ、購入したチケットは自動的にアプリにQRコードとして保存されます。ドイツでは、駅に改札等はなく、検査員が切符をチェックしに来ますが、その際にチケットを持たずとも、アプリでコードを表示すればよいので非常に便利です。特に、長距離電車(ICE、IC、RE等)は予約が早ければ早いほど安かったりするので、ドイツ旅行が決まったらすぐにアプリをインストールして予約が必要な電車は予約しちゃいましょう。州ごとの乗り放題券等も、このアプリから予約して、チケットを保存しておくことができます。

アプリはドイツ語か英語で利用可能です。乗り継ぎ検索を利用したい場合は、右上の三本線のボタンから、「Trip Planner」を押せば、検索画面になります。そのままそのチケットを購入したい場合は、赤いボタンの「To offer selection」を押せば、購入画面に切り替わります。購入したチケットは、右上三本線のボタンから、「My Tickets」でQRコードを表示することができます。州ごとの乗り放題券は右上三本線のボタンから、「Local Offers」を押すことで購入できます。赤いボタン「Regional Offers」をクリックすれば購入したい州のチケットを選択することができます。もちろん、州をまたぐチケットの購入も可能です。購入したチケットは通常のものと同様「My Tickets」に保存されます。(英語で利用した場合の表記を記載しています、また情報は2017年5月現在のもの)その他、便利な機能として当日はその旅程の電車の遅延時間表示、各駅での停車状況など細かくチェックすることができ、乗り継ぎがうまくいかない場合は別の旅程を表示してくれる機能があるので、電車の遅延等があっても柔軟に対応することができます。前回の記事でお伝えしたようにドイツの中央駅や快速電車ICEの中はWi-Fiが利用可能なのでぜひインストールして随時電車の情報を確認したいアプリです。

このアプリでは、スイスのバーゼルやオーストリアのザルツブルクなど、ドイツ鉄道が通るドイツ周辺国の都市への旅程も検索可能ですが、さらに広域に国をまたぐ電車旅行がしたい時には、「Trainline EU」というアプリがおススメです。

Trainline EU.png

このアプリではヨーロッパ各地の電車を検索することができます。

2.安く長距離移動したい派におすすめ!Flixsbus(フリックスバス)のアプリ

FlixBus.png

長距離移動する場合に、電車はちょっと高いな、という方にはドイツの格安バスFlixbus(フリックスバス)がおススメです。ドイツ国内はもちろん、フランスのパリやイタリアのベネチアまで、ヨーロッパ各地を格安でかつ割と快適に旅行することができます。このバスも(ごくまれに、車両によりますが)大体Wi-Fiを利用することができます。そのバスを検索、予約するのに便利なのがこのアプリ。DBアプリと同様購入したチケットは「My Tickets」にQRコードとして保存され、乗車時に運転手(または係員)にそのコードを提示すれば乗車できます。スマホ片手に旅程の検索、予約、そしてチケットの手配までが簡単にできてしまうので非常におすすめのアプリです。ただ、国境をまたぐ旅行の際にはパスポートを忘れないようにしてくださいね。Flixbus(フリックスバス)で良いルートがなかった、あるいは予約ができなかった、というときにおすすめなのが「Busrader」というアプリです。このアプリでは、フリックスバスをはじめとした、ヨーロッパ各地の格安バス路線を検索することができます。さらには、アプリから直接バス会社のサイトに飛んでチケットを購入することができます。一つ不便なのは、アプリにチケットを保存できない点。例えば、ドイツの「DeinBus(ダインブス、ダインバス)」という格安バスはチケットの印刷は不要で、運転手が乗客の名前を把握しているので、乗車時に身分証を提示すれば乗車できますが、「euroline(ユーロライン)」という格安バスではチケットの印刷が必要となります。(2017年5月現在、状況は今後変わっていくと思います)

Busrader.png

3.言葉が分からなくても安心!Google翻訳アプリ

Google Translate.png

ドイツの観光地では大抵英語が通じることが多いですが、ちょっと田舎に行ってレストランに入ると、英語メニューがないこと、店員さんがドイツ語しか喋れないことも多いです。そういう時にインストールしておくと安心なのが「Google翻訳」のアプリ。「日本語⇔ドイツ語」の翻訳はまだまだ「?」なことも多いですが、「ドイツ語⇔英語」の翻訳なら割と的確に訳してくれます。アプリのカメラ機能を使ってメニューを撮影して翻訳すれば、食べたいものを探すのが比較的容易になるはずです。

ヨーロッパ各地を旅行する場合にも、このアプリがあれば「フランス語⇔英語」、「イタリア語⇔英語」と翻訳して旅することができます。

「Google」のアプリは非常に便利なものが多く、「Googleマップ」は旅先で一度オンラインにすれば、あとはオフラインでも現在地を表示してくれます。事前に行きたい場所に星をつけておけば、旅行がとても楽になります。オンラインに出来る環境なら、その場で周辺のレストランの評価を調べることができます。評価見る際には、レビュー数を確認するのも忘れないようにしてくださいね。

※今回お伝えした情報は、すべて2017年5月時点のものです。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。