Helau!フランクフルトから日帰り、マインツのカーニバルに初参戦!
ヘラゥ、ヘラゥ!今日3月3日は日本ではひな祭りでしたが、ドイツではカーニバルのハイライト「ローゼンモンターグ」でした。
この日は日本で言う山車のようなものが沢山出て街の中を練り歩きます。
有名どころはケルン、デュッセルドルフそしてフランクフルトのお隣マインツです。
ドイツ在住6年で、初のカーニバル参戦です。
そもそも日本人にとってカーニバルといえば、リオのカーニバルですが、ドイツにおけるカーニバルは、古来春の到来を祝う風習として根付いていたものだそう。カトリック教会が復活祭(イースター)の前の46日間を断食期間(Fastenzeit)と定めたことから、その前に肉や乳製品などを思いっきり味わっておこう! という食べ納めの祭りとしてカーニバルが再定義されたそうす。"carne vale"(ラテン語で「肉よ、さらば!」の意)という訳みたいです。
しかし、このイースター自体が難しい。キリスト教徒で無い私にはいまいちよくわからないのですが、毎年日が変わります。しかも数日ずれるどころではなく、1ヶ月くらいずれたりします。
というのも、イースターは「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」という移動式だからです。そこを基準にカーニバルの日が決まるので、こちらも連動するわけです。
タイトルに書きました「ヘラゥ」はカーニバルのときのみにかけられる挨拶のようなもので、「ヘラゥ!ヘラゥ!」と言いながら、山車の上からお菓子を配ってくれます。 (節分で、神社の境内から芸能人が豆撒いてるやつ。あれが動いている感じです)
飴ちゃんや、ポップコーン、ハリボにチョコレート。かなりバラエティーに富んでいます。
中にはパン屋さんと思われる山車からは、なんと袋に入ったパンが! そして文房具屋さんからは文房具が! ホントなんでも有りです。
ヘラゥ!ヘラゥ!こちらは肉屋の山車で、なんとソーセージ配ってました!!!
社会風刺けいの山車達
鼓笛隊も沢山出ています
この山車のパレードですが、147の山車が7キロの道を練り歩くため、4時間ほどかけてゆっくり見られます。
また、山車の上には結構な数のご年配の方々が。何時間もお菓子投げ続けているわけですから、これに向けてトレーニングしていたりするのかしらと考えてみたり。
カーニバルに毎年参加しているような人は、既に10月ごろから衣装を考え、作ったりしているそうです。
私がその域まで達することは考えられませんが、せめて来年は、お菓子を集める袋を持っていこうと思った2014年でした。
少しばかりですが戦利品
マインツ:フランクフルト中央駅からSバーンで40分ほどです。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。