NIPPONipニッポニップ〜ドイツ発の日本語フリーペーパー

公開日 : 2011年11月15日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香
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本日ご紹介するのは、ドイツおよび周辺国で無料配布されている、NIPPONip(ニッポニップ)という日本語版のフリーペーパー。ミュンヘンに本社を置き、出版・デザインなどを幅広く手がけるKobepublishing社が発行する、オールカラーの無料情報誌です。

まず何よりも気になってしまう、「NIPPONip(ニッポニップ)」という弾けるようなタイトルですが、これは「NIPPON」と「NIP」の合成語。「NIP」には、バイエルン地方の幼児語で「ちょっとだけ」と言う意味があり、「ちょっとだけ」和風テイストが漂うフリーペーパーにしたいという、出版元のこだわりが込められた名前なのだそうです。

「NIPPONip」は、3ヶ月ごとに発行される季刊ということで、例えば、「今週末に開催されるイベント」のような速報ニュースは見られない代わりに、日本・ドイツ両国にまつわる特定のテーマを掘り下げる特集記事が、毎号きっちり組まれています。ドイツ在住者でさえ、「なるほど〜、そうだったのか!」と納得する内容の濃さで、毎号を保存版として長く手元に置いておきたいほど。

ちなみに、11月初旬に各地へ配布されたばかりの最新刊22号では、ドイツのボードゲーム特集が組まれています。「ドイツのボードゲームって?」という方は、ぜひご一読を。

読みやすいフルカラーのフリーペーパー「NIPPONip」は、ドイツ主要都市、オランダ、ウィーンの日本食レストランや食材店、書店、日本人学校、日本語補習校、外国人対象の日本語教室などで無料配布されています。

また、ミュンヘンに限り、HIS現地ツアー参加者に配布される他、ヒルトン、ケンピンスキー等のホテルでも、日本人宿泊者の客室に置かれていますので、一日の観光を終えたひと時にNIPPONipを片手とれば、「ちょっとだけ」賢くなれそうです。

なお、出版元Kobepublishing社の内海様に、リンクのご快諾を頂きました。

この場を借りましてお礼を申し上げます。

11月のお題:「世界各国で発行されているフリーペーパーご紹介」

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