開催期間延長 〜「青騎士」特別展 in バーデンバーデン
20世紀初頭の芸術界に現れた、ドイツを代表する芸術家の集い「青い騎士」(DER BLAUE REITER)。四季折々の風景や動物を、強烈な色彩でキャンバスにのせた作風には、時を経た今もなお、新鮮な衝撃を覚えます。
その「青い騎士」を代表する画家の特別展が、ドイツの黒い森地方にある温泉保養地バーデン・バーデンにあるフリーダー・ブルダ・ミュージアムで開催されています。
フリーダー・ブルダ・ミュージアム公式サイトのTOPにも登場する、今回の目玉作品であるフランツ・マルク作の「青い馬 I」(1911年)、アウグスト・マッケ作の「帽子屋」(1913年)、アレクセイ・フォン・ヤウレンスキー作の「踊り子の肖像」(1909年)など、「青い騎士」の名にはあまり馴染みがなくても、その作品はどこかで目にしたことがある.....そんな油彩も含め、およそ80点もの作品がフロアに並んでいて、見応え十分。
また、メンバーがお互いを描き合った肖像画や、メンバーであったガブリエレ・ミュンターの手による写真展も同時開催されており、ミュンターの目から見たメンバーの素顔を垣間見られるところも、作品鑑賞とはまたひと味違った興味深さを覚えます。
今年6月のスタート以来、各国からの来場者でたいへんなにぎわいが続いている「青い騎士」特別展。当初の予定では、来月11日までであった開催期間も、11月8日まで延長されることが決定されましたので、これからドイツ旅行をご計画の方でも、じゅうぶん間に合いそうです。
開館時間:火〜日10〜18時、月休(但し、月曜が祝日にあたる場合はオープン)
入館料:一般9ユーロ、学生7ユーロ
本日の画像:
周辺の緑地と白亜の外壁のコントラストが見事な
「フリーダー・ブルダ・ミュージアム」
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