中世時代の美食家も絶賛した!チェルタルド名産赤タマネギのマーマレードジャム

公開日 : 2019年07月06日
最終更新 :

皆さん、こんにちは!

私が暮らすまち、フィレンツェ県のエルサ渓谷にある小さなボルゴ・チェルタルドを語るある食材を

ご紹介したいと思います。それはずばり!、この土地で遥か中世時代(1300年代)の昔より栽培されている

「赤タマネギ」。

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チポッラ ディ チェルタルド( Cipolla di Certaldo )という名の赤タマネギで、

チェルタルドゆかりの中世時代の有名な文豪、ボッカッチョも彼の代表作「デカメロン」の中にこの

赤タマネギを紹介していて、まさに地元の人々から「チェルタルドのDNAだ」と例えられる存在なのです。

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スミレ色で上から押し潰されたような独特の形が特徴的なタマネギで、ポリフェノールやビタミン類も豊富。

また水分を多く含み甘みもあるため、スライスして生で食しても十分美味しいのですが、赤ワインビネガーと

砂糖等でじっくり煮詰めて作る「マーマレードジャム」がとても美味しいんです!!

甘酸っぱくて、でもタマネギの旨味がたっぷり凝縮されている特製マーマレード。

軽くトーストしたパンにトッピングしたり、ペコリーノチーズ(羊の乳のチーズ)や炭火焼ステーキ等の

肉料理との相性も抜群です。

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ともすると、タマネギは質素な脇役的食材になりがちですが、そんな食材から極上の一品が生まれることが

興味深いです。

中世時代の美食家にも絶賛されたと言い伝えられているこのチェルタルド名産赤タマネギのマーマレードジャム、

チェルタルドを訪ねる機会がありましたら、是非一度味わってみてください!

イタリアでもここでしか手に入らない珍品をおみやげにいかがでしょうか。

地元のスーパーで買い求め可能です。プライスは、約4ユーロ / 1個 です。

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