知って役立つオランダの交通標識(その①)

公開日 : 2016年04月18日
最終更新 :

こんにちは!!ここ最近だんだんと暖かくなってきて春の到来を期待してもいいような感じになってきています。うちの庭のチューリップも開花しました。

今回はオランダ国内で車でご旅行される際に交通標識についてご紹介します!実は以前も何度かご紹介したことがあります。その際の情報については私のブログページのこちらをご覧ください。→ https://tokuhain.arukikata.co.jp/eindhoven/2015/10/post_22.html

及びこちら→ https://tokuhain.arukikata.co.jp/eindhoven/2015/10/post_21.html

今回はまた違ったタイプのご紹介になります。私のブログご愛読の皆様にはもうお分かりかと思いますが、オランダ人は基本的に陽気でのんびりした性格。明日できることは明日しようがモットーみたいな人が多いです。そんな性格にも関わらず、この国民はこのようなものを国土のあちらこちらに設置しております。

じゃん!

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これはRotonde (ロートンド)といって、十字路の場所によくあります。ロータリーのようになっていて上から見ると道路が円状になっています。信号を待つ必要がなく、右回りに運転して(回って)自分の行きたい方向に行くことができます。必ず右回りに行ってください。このように<右回りに!>と口を酸っぱくして忠告しておられます!

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これで信号を待つことなく、行きたい場所へなるべく早く行けます!!おぉ!!(多分トータルで何分くらいかの差なのでしょうが、トイレに行きたい方にとってはとても重要な差です!)

またこの標識。

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これは<白い矢印方向に進む人が優先ですよ>ということ。赤い矢印の方の車は反対側で対向車が通り過ぎるのを待たなければなりません。対面側にはこのように赤と黒の矢印で表示されています。黒の矢印からやってくる車が優先です。

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時には赤い矢印の方からやって来る車が何としでも先に行こうとスピードを上げてこちらに向かってくる場合もあります。その時はあまり対抗せずに<よっぽどトイレに行きたいんだろう。>と思いやって先に行かせた方が無難です。事故に遭うよりそれの方がマシでしょう。通常の道路の幅がいきなり狭くなって車が一台しか通れないようになるところにこの交通標識はあり、その場所は大抵が住宅街です。その理由は住宅地なので車が歩行者等の住民に気を付けながらスピードを下げてゆっくり運転しましょうとのことらしいです。

オランダの交通標識は基本的に2種類です。意味は様々ですが、一つは四角(例; 上記した白と赤の矢印の標識)、もう一つは丸状(例;上記した黒と赤の矢印の標識)です。

四角の標識は<~してもよい>という意味。例えば四角の標識で白の矢印がい方向を指していた場合、<こちらの道路に進入してもよい。ただし反対方向からもくるまがくるかもしれないからね。>という意味。しかし丸状の標識で白の矢印が一方向を指していた場合は<ここは矢印の方向へのみ進入許可。逆方向へは行ってはだめ。>と一方通行を意味します。

最後に日本と決定的に違う注意点をお知らせします。日本でもどこにでも見るこのような

横断歩道。

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しかし、日本では歩行者がいても車の方が先に行ったり、歩行者が車が通り過ぎるのを待ったりしている場面をよく見かけます。

オランダではいくら急いでいる人でも、イケイケ風の若者たちでも横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいれば必ず止まります。歩行者が必ず優先です。日本でのように歩行者を待たせたりするものなら必ず怒声を浴びますのでご注意くださいね!!

四月のお題<交通標識>

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