DUSエクスカーション~クレラーミュラー美術館

公開日 : 2018年01月29日
最終更新 :
筆者 : もちむさ

こんにちは。ドイツ デュッセルドルフより新人特派員もちむさがお送りします。

前回、デュッセルドルフから日帰りできるエクスカーションを取り上げましたが、今回もデュッセルドルフから日帰りできるエクスカーションです。

どうしても日照時間が短く、お天気も悪い冬、特に1月は大きなイベントもないので寂しい季節ですが、そんな冬の時間を素晴らしい名画鑑賞で過ごすべく、オランダのクレラーミュラー美術館へ行ってきました。

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こちらはデュッセルドルフより車で150kmほどのところにある、オランダ最大級の国立公園De Hoge Veluweデホーヘフェルウェ国立公園内にある美術館です。この美術館は、アムステルダムにあるゴッホ美術館の次にゴッホ作品を所蔵する美術館で、世界に2番目に多くのファン・ゴッホ作品が展示されています。

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こちらの名物作品としては、ゴッホがフランスアルルのカフェを描いた「夜のカフェテラス」や、跳ね橋、糸杉の絵など多くの作品があります。

以前、日本で行われたゴッホ展へも行きましたが、とても近い距離でゆったりとたくさんの作品を見ることができるので絵画に興味のあるなしにかかわらず、ぜひ一度訪れていただきたい美術館です。

また、こちらにはゴッホのみでなく、モネ、ピカソ、ルノアール、スラーなど多くの有名画家の作品が並んでいます。

いろいろな作品が並ぶので、絵画に特別興味がなくても、なにか一つは気に入った作品を見つけて帰ることができる美術館だと思います。

私は特に、スラーやポールシニャックなどの淡いパステルカラーの点描で描かれた風景画のコレクションが気に入り、夏にもこちらを訪れたのですが、また見たくなり、実は今回は2度目の訪問でした。

そして、こちらの美術館には広大な屋外庭園があり、そちらには多くの彫刻などのコレクションが展示されています。

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金色に輝く様々な角をつけた人物の像や、とても巨大な造形の作品Jardin d'emailなど、ほかの美術館ではめったに見ないユニークな作品も多くありますよ。

ゆっくり見ているとついつい時間が経ってしまい、この日も館内のカフェでランチをとることになりました。

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こちらではコーヒーやケーキ、パスタ、サラダなど軽食をいただくことができます。

そして私のこの日のランチは、メニューで唯一ゴッホの名がつくゴッホシチューになりました。

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ゴッホシチューとはどんなものなのか好奇心でオーダーしましたが、ビーフシチューにマッシュポテトとベーコンが添えられたものでした。

ちなみに夏場には外の屋外庭園内にも軽食が食べられるテラスがでていましたので、夏に訪れた際にはそちらでもランチを食べることができます。

広大な国立公園内のドライブ&美術鑑賞はとても気持ちがいいのでぜひおすすめです。

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