ドバイから日本へ~千羽鶴に込めた想い
昨年3月の大震災以来、早くてもう約10ヶ月が過ぎましたね。
一時はあれだけ騒いでいたのに日本人の悲しい性質か、ノドもと過ぎれば、、、で話題にもあまり上らなくなってきました。
でも現地では今でも記録的寒波の中、仮設住宅で生活を続けている人たちもまだ数多くいるのも現実です。
先日、大阪フライトの乗務でドバイに戻ってくる飛行機の中、すばらしいお客様との出会いがありました。
ドバイの王族の方が率いるドバイ地元の方々のグループです。
実は彼ら、総勢8名、千羽鶴と義援金を自分たちの手で仙台、石巻へ届けてきた帰りだったのです!
私が直接担当するキャビンではなかったのですが、直接担当した同僚が知らせてくれたので着陸前のつかの間でしたが、なんとかお礼を言うことが出来ました。
なんでも広島大学に留学したことがあり、その際に日本人の温かさに触れ、とても感動したとのこと。こういう活動は一過性ではなく、継続してこそ意味があるということも熱く語っておられました。
私も仙台に実家がありますが、正直、自分では石巻に行ったこともありません。彼らが実際に石巻の現状を話してくれるまで、どこか遠い他人事のような気持ちがあったことも否定できず、同じ日本人として何もしていない自分が恥ずかしくも思いました。
以前にもご紹介しましたが、なかなかドバイの地元の方とは触れ合う機会が少ない中、今回の出会いは私にとって本当に貴重かつ、うれしいものでした。
この方は日本以外にもいろいろな形で世界中にチャリティ活動をされています。
一部ですが、活動の様子を載せた記事をリンクさせましたので、ぜひご覧ください。
これからもドバイと日本の間にすばらしい人と人のつながりが生まれ、そしてずっと続いていけば、、、と思いました。
そして何より1日も早い現地の復興を願わずにはいられません。
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