【続報2】交換上限額が4000ルピーから4500ルピーに変更

公開日 : 2016年11月14日
最終更新 :
筆者 : nok

「500ルピー札と1000ルピー札の使用、禁止!」の電撃発表から6日が経ちました。

今日(11/14)は祝日で銀行は休みですが、昨日(11/13)まではどこの銀行もATMも長蛇の列でした。未だに国内は大混乱。ようやく新500ルピー札の流通も始まったようです。批判を受けてなのかどうかは定かではありませんが、昨日(11/13)、旧札の交換上限額などを緩和するという発表が、RBI(インド準備銀行)とインド財務省から出ました。↓RBIサイトより。

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それぞれのプレスリリース原文はこちら。

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ポイントは以下3点です。

1.旧札の交換上限額を4,000ルピーから4,500ルピーに緩和する。

2.ATMでの引き出し額を一日2,000ルピーから2,500ルピーに緩和する。

3.銀行窓口での引き出し額を一週間20,000ルピーから24,000ルピーに緩和する。一日あたり上限10,000ルピーの条件を無くす。

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日本人旅行者にとって関係するのは「1.旧札の交換上限額を4,000ルピーから4,500ルピーに緩和する」部分だと思います。分かりにくいのが、この上限額4,500ルピーというのは、1回あたりの上限なのか、1日あたりの上限なのか、次の見直しが行われる11/25までのひとりあたりの上限なのかがはっきりと明示されていない点です。インドメディアの多くは「1日あたり」と報道しています。

銀行、あるいは窓口の職員によって対応が変わっているようで、

▼一日のうちにいくつも銀行をはしごして交換したけれど、問題なく交換できた

▼二日連続で同じ銀行に行って交換したけれど、問題なく交換できた

▼二日連続で同じ銀行に行ったら、「昨日も来ているからダメ」と言われた

など対応が分かれてしまっています。こればかりは運としか言いようがないです。

また、以前の記事で、パスポートでの交換の場合は追加フォームの記入が必要だったとお知らせしましたが、大半のインド地元銀行では、特に必要ないとのことです。

日々、一応状況は少しずつ緩和されています。また新たな情報が入ったらお知らせします。

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