インド式英語の発音を知る~t~

公開日 : 2016年09月29日
最終更新 :
筆者 : nok

前回に引き続き、インドの発音についてです。今回紹介するのは、「th」の発音。これを聞いて、初めて英語を習ったときのことを思い出す方もいるかと思います。英語ではこの「th」、「ス」というように発音するかと思います。ところが、です。ヒンディー語では、「th」は完全に「タ行」になるのです。

例えばコンノート・プレースの南に延びる直線道路。お土産屋が並ぶことで知られている「Janpath Road」。「ジャンパス」と呼ばれることがありますが、正しくは「ジャンパト」です。それから、インド料理レストラン「Swagath」。「スワガス」と表記されることがあるのですが、通じません。「スワーガト」(ヒンディー語で「ようこそ」という意味)です。

「th」は「タ行」。この基本を覚えておくと、インド英語を聞いたときに気づくことがあるかと思います。例えば「Thank you」は「タンキュー」、「through」は「トゥルー」、「think」は「ティンク」と聞こえるはずです。

前回「r」は「ル」と発音することをお伝えしました。そうすると、例えば英語で「30(thirty)」をヒンディー語風に発音すると、どうなるでしょう? 

そう、「タルティ」です。うそじゃありません、本当です。ぜひリキシャの交渉で「タルティ・ルピー」と言ってみてください。驚くほど通じるのですよ!↓ヒンディー語教材。

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