種類豊富で安いインドの健康食品
「買わなくてもいいからひと口飲んでみて。体に良くて、体温を下げてくれるの!」。カンカン照りの中、よく行く雑貨屋の女性店主が出してきたのは、深紅のシロップ。
砂糖水に色をつけたものではないかと思い、水で割ったものをしぶしぶ飲んでみると、全然違いました。甘いけれど後味はすっきり。気づいたら700mlのボトル(100ルピー/約160円)を買ってしまいました。このシロップの正体は、ヒマラヤに咲くツツジの花。子どもの頃、蜜は舐めたことがありますが、花びらからもジュースが取れるとは知りませんでした。友人には、「かき氷シロップの味がする」とイマイチ受けませんでしたが、私は、わりと好きで、炭酸水で割って、レモン汁を入れて飲んでいます。高血圧やぜんそく、心臓病にも効果があるとか?!
ツツジのシロップのみならず、インドは木の実や花から作られた健康食品が数多くあり、リーズナブルです。
こちらは、インド人の大好きなフルーツ、ジャムーン(ブラックベリーの一種)のお酢(500mlで65ルピー/約100円)。
生のジャムーンは渋くて口の中に違和感が残るので、私は苦手なのですが、このお酢は、炭酸水で割って飲むと、渋さ皆無でおいしいです。高血糖症や下痢、消化器系の不調に効くそう。かなり酸味が強いので、はちみつを足すと飲みやすいです。私は、上記で紹介したツツジのシロップと混ぜて飲んでいます(自己流)。
ジャムーンの100%ジュースも売っています(200mlで30ルピー/約50円)。
インドにおけるドライフルーツの女王、アムラ(「インディアングースベリー」)は栄養の宝庫。免疫を高め、ビタミンCを補給、血液を浄化し、記憶力UP、また、若返りの効果があるとのこと?!薬局では必ず見かけます。↓50グラムで20ルピー(約30円)です。candyと書いているので、飴だと思っていたのですが、果肉そのものでした(英語でcandyは「飴」だけでなく「甘いお菓子全般」を指すのですね)。
日本でも人気のスーパーフード、チアシードもかなりお買い得です。200グラムで200ルピー(約310円)。
水に一晩浸けると、ちゃんと膨らみ、ヨーグルトによく合います。
どれほどの効果があるのか、よくわかりませんが、気持ちが豊かになるのは確か。健康志向の方へのおみやげとしても手ごろでおすすめです。いずれも、薬局やスーパーマーケット、オーガニックショップなどで手に入ります。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。