デリーからの小旅行③コルビュジェの街、チャンディーガルへ日帰り列車旅【後編】

公開日 : 2016年03月25日
最終更新 :
筆者 : nok

デリーからの小旅行③コルビュジェの街、チャンディーガルへ日帰り列車旅【前編】は→こちら

デリーからの小旅行③コルビュジェの街、チャンディーガルへ日帰り列車旅【中編】は→こちら

オープンハンドがすばらしかったゆえに、もっとじっくり見たかったキャピタルコンプレックス。。。でも、どうにもできないので、気を取り直してオートリキシャで5分ほどのところにあるスクナ湖に行ってみました。ボートに乗ってみたかったのですが、4人乗りのものしかない、とのこと。待ち時間も長そうだったので、あきらめました。

↓「いも洗い状態」に近い?

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この公園にもコルビュジェの片鱗が。彼のスケッチ画がタイルにプリントされていました。

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暑いので、インドアイスの定番「クルフィー」(卵不使用、カルダモンがたっぷり入ったバニラアイス)でひとやすみ。インドでぜひ試してほしいおやつのひとつです。

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特に建築に造詣が深いわけではないのですが、コルビュジェへの思いが断ち切れず、日曜でも開いているという政府博物館&美術館へ。外観だけ拝見。既視感を感じたので、調べてみて納得!コルビュジェの設計した上野の国立西洋美術館と似ていました。

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ちなみにこの日、博物館の前の広場では、犬のショーが開かれていました。デリーの道端でどでんと寝そべる野良犬たちとは一線を画す、プライドにあふれた犬たち。同じく、裕福そうな飼い主たちが一同に会する様子は、「新しいインド」そのものです。

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少し寄り道してしまいましたが、最後に向かったのは、「ル・コルビュジェセンター」。日曜も開いていて、入場料は無料。私が着いたのは17時前。閉館時間直前でしたが、入れてもらえました。コルビュジェの人となりやインドでの活動が詳しくわかる場所。代名詞の椅子、街中で発見できなかったマンホール、ネルーとやりとりした書簡などが展示されています。

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私が最も感動したのは、オープンハンドのスケッチです。こんなにも細かく、角度や長さが計算されていたのですね!

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ショップも併設されていて、Tシャツやお皿、絵などをリーズナブルに買うことができます。この「コルビュジェセンター」、個人的なおすすめスポットです。

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チャンディーガル駅に戻りついた頃には、薄暗くなり始めていました。滞在時間7時間、駆け足でまわらざるをえず、心残りもありましたが、文化的な一日を過ごすことができました。「こんな場所もインドにあるのかぁ」と思える街です。デリーからの日帰りも十分可能です。

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ル・コルビュジェセンター(Le Corbusier Centre)

住所:Madhya Marg, Sector 19-B, Chandigarh, INDIA

電話:+91-1722-777-077

開館時間:10時~17時(月曜休館)

入館料:無料

おすすめの列車

往路・・・「シャタブディーエクスプレス」12011 

      ニューデリー駅07:40発→チャンディーガル駅11:05着   

      普通席600ルピー(約1010円/食事代込)

復路・・・「シャタブディーエクスプレス」12012 

      チャンディーガル駅18:23発→ニューデリー駅21:55着   

      普通席680ルピー(約1160円/食事代込)

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