インドの「騒音」に疲れたら、広い公園へエスケープ
2軒先くらいまで聞こえそうなテレビの音量、危険を知らせるためでなく割り込むための車のクラクション、ところかまわず鳴り響く電話の着信音。デリーは音に溢れています。インド人にとっては「日常の音」でも、日本から来た私にとっては「騒音」。未だに最も慣れずストレスを感じてしまうことのひとつです。
そんな音へのイライラがたまってきたとき、足を運ぶのは広い公園。奥の方まで歩くと、人も少なく、静かで、ゆっくりできるのです。
歩きながら「さりげない」草花を見つけるのも楽しみ。デリーの花屋は、ユリ、バラや菊など、華やかな存在感の大きい花が主流なので、公園の中でひかえめに咲いている花を見つけるとうれしくなります。木々の若々しいにおいも気持ちいい!
とはいえ、やはりインドの公園。突っ込みたくなるポイントがいくつも出てきます。
例えば、なぎ倒された木が放置され、ちっとも気にすることなく人々が行き来していたり、
歩いていたら何の前触れもなく、遺跡のような建物が現れて、鳩が小窓にでーんと構えていたり、
そんな昔の建物のひとつに風船が飾り付けられていたので、近づいてみると、誕生日ケーキが置かれていたり。
腹筋マシーン。砂と足跡まみれで、踏んづけられていったことがうかがえます。
ちなみに、世界共通(?)、公園は一大デートスポット。甘い世界~。
この日私が行ったのは、「Deer Park」(鹿公園)。散策の最後、端っこの囲まれたスペースに鹿の姿を発見し、名前の由来を思い出しました。
最近のデリーは、少し暑さが和らぎ、日中でも汗をだらだらかくことなく散歩できます。地図を広げると、意外と多い緑の公園地域。今月末からはまた熱い日々になるようなので、今のうちにぜひ!
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