6/21は「国際ヨガの日」~インドは大盛り上がり~

公開日 : 2015年06月21日
最終更新 :
筆者 : nok

本日6月21日は、「国際ヨガの日」。デリー市内ではいたるところで早朝から実演イベントが開かれていました。

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「国際ヨガの日」は、インドのモディ首相が昨年9月の国連総会で提案。175か国が賛同し、去年12月に制定されたものです。

公式サイトhttp://idayofyoga.org/によると、6月21日は北半球における夏至の頃で、「最初のヨガ修行者であるAdiyogiが南に向かい、7人の仙人(七賢人)に会った日」とのこと。Adiyogiの初めての弟子となった彼らの存在が、世界に広くヨガの技を伝えるきっかけとなったことから、6月21日が重要な意味を持つようです。

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今年が初めてということもあり、インド政府のPR熱はすさまじく、1週間ほど前から、町中はヨガの日を祝う看板にあふれ、テレビのニュースや新聞でもヨガ特集がいくつも組まれていました。

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そして当日。ヨガ歴半年の私も、早朝5時半からのイベントのひとつに参加してきました。いつもは室内ですが、きょうは屋外(公園)。「涼しくてすがすがしく鳥のさえずりをバックに気持ちいい!」と言いたいところですが、次々やって来るアリや虫が気になって・・・。蒸し暑いうえ、鳥たちはけたたましく鳴き叫び、なかなか集中できません・・・。「やっぱり室内のほうがいいなぁ」と思ったのは私だけでしょうか・・・。ヨガを極める道のりはまだまだ長そうです。。。

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終了後には、記念のTシャツと水やバナナをもらい、初めて「早起きしてよかった」と少し思いました。

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ヨガをめぐっては、イスラム団体の中から、太陽に敬意を示す「太陽礼拝(スールヤ・ナマスカール)」のアサナー(ポーズ)が「唯一の神であるアッラーのみを崇拝するイスラムの教えに反する」として、宗教的に中立であるべき政府がキャンペーンを主導していることへの批判も出ています。

確かに、わざわざ記念日を定めて、揃って行わなくても・・・という気もします。

まあこれも、超大国インドを創り上げるためのひとつの作戦なのでしょうか。モディ首相のパフォーマンス力には思わずうならざるを得ません。

ことしは、世界中で「国際ヨガの日」を祝う動きが広がりましたが、来年以降も末長く続いていくのか、注目したいところです。

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