デリーで食べる各州の味・ご当地食堂めぐり③~タミルナードゥ州~
ご当地食堂シリーズ第3段。今回は、タミルナードゥ州政府出張所の食堂です。
午後1時前に訪ねると、まだガラガラで、店員たちはテレビに夢中。
いつも通り日替わり定食(ターリー)といきたいところですが、ここでは、ターリーではなく、「チェッティナードゥ」料理の数々をぜひ試してみてください。「チェッティナードゥ」というのは、タミルナードゥ州南部の地域。香り高く濃厚な味付けの肉料理など豊かで独特の食文化で知られています。
まずは「チキン・チェッティナードゥ」(180ルピー/約350円)。
この地域を代表するメニューです。ぶつ切りの鶏肉にグレイビーなソースがたっぷり。見た目どおり辛い!が、うまい!!上品なスパイスの香りがただよう一品です。肉自体もとても柔らか。
次は「マトン・チェッティナードゥ」(190ルピー/約370円)。
私はマトンが苦手なのですが、これは臭みが全然気にならず、あっという間に食べ切りました。カレーリーフやクローブなどのスパイス類がうまく臭みを消しているのかなあと思いました。
この二品をかけるのにちょうどいいのが、インド版炊き込みご飯の「チキン・ビリヤーニー」(175ルピー/約340円)。
また肉です。ゆで卵の存在感に一瞬ひるみますが、脇によけて、スプーンを中に入れてみると、骨付き鶏がごろごろ。辛さ控えめです。
せっかくなので、もう一品肉を。「チキン65」(180ルピー/約350円)。
いわゆるから揚げです。なぜ65というのか、店員に聞いてみましたが、わからず・・・さすがインド・・・。帰宅後、調べてみましたが、「1965年に生まれたから」「65日目の鶏の肉を使うから」「65種類のスパイスを使うから」など諸説あるようで、どれが正しいのか、結論は出ていないようです。肝心の味ですが、「ビール一杯!」と頼みたくなる香ばしさ。ショウガやチリなどに漬け込んで揚げていて、噛むとうまみがじんわり広がります。
はりきって食べてスパイスを取りすぎたため、数時間後まで、胃の中が熱くなっている気がしました。食べすぎにはどうぞご注意を。
ちなみに、午後2時の店内はうって変わってあっという間に満席でした。
*Meenakshi Restaurant(New Tamilnadu House)*
住所:No9, Bir Tikendrajit Mag, Chanakyapuri, New Delhi 110021
電話:011-2419-3470
営業時間:8:00-22:30(午後1時までは、「ベジ料理のみ」の時が時々ある)
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。