ニューデリー駅の外国人予約オフィスが24時間営業に

公開日 : 2015年02月07日
最終更新 :
筆者 : nok

インド国内を列車で旅する際の拠点となるニューデリー駅。

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(←ひどい霧で見えにくいですが、駅の右正面です)

2階にある外国人専用予約オフィス(International Tourist Bureau)はバックパッカーにはおなじみ。私も、2006年と2011年に旅した際には、ここで切符を買いました。

初めて訪れた際は「『今日はその窓口は閉まっているから別の場所を案内する』とか、『切符を見せろ』『窓口への通路の通行料金を払え』などと言って来る怪しい男たちにだまされないように!」というガイドブックの注意に恐れおののきながら緊張して駅へと向かいました。幸運にも声はかけられず、無事、窓口にたどり着いたときには、かなりほっとしたのを覚えています。

ただ、窓口は、バックパッカーの巣窟状態で、なかなか私の番は回って来ず、切符を手に入れるまでに、2時間以上かかったのでしたっけ・・・。

昨年末、列車を利用することになり、3年ぶりに窓口を訪ねました。久々だったこともあり、緊張しながら小走りで向かいました。窓口は相変わらずバックパッカーと切符を代行取得するインド人であふれかえっていました。ほかの利用者との服装と荷物量の違いから自分が浮いているなあとうすうす感じながらも気にせず待つことに。私が訪れたのは、日曜日の正午。日曜の営業時間は午後2時までとのことだったので、「間に合うかなあ」と、そわそわしながら待ちました。

結局、1時間後に私の番は回ってきて、すんなり切符も購入できました。窓口の担当者に「もうすぐ閉店時間だから、明日また出直さなきゃいけなくなるかと不安でした」と言ったところ、「そんな心配はもういらないよ。この窓口は休みなし、24時間開いているのだよ」の一言が。この担当者によると、モディ首相の就任後、外国人観光にさらに力を入れるという方針のもと、2014年12月12日から24時間制になったということです。確かに、看板も、「24HOURS×7DAYS」に修正されていました。

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後日、列車の出発が早朝だったので、乗車前に本当に営業しているのか覗いてみたところ、ちゃんと窓口は開き、担当者もいました。客はひとり、待ち時間ゼロの模様で、うらやましかったです。

また、調べてみると、インド鉄道省のウェブサイトでも告知されていました。

ちなみに、この日は霧がひどく、私の列車は4時間遅れで目的地に到着。定時運行率の向上も望みたいところです。

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(←3段寝台車両の内部です。きれいとは言えませんが、インド人の乗客が多く、話をしたり、観察したり、なかなか面白いです)

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