インド最大級のお祭り「光の祭典」

公開日 : 2013年11月05日
最終更新 :
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とうとう私も3回目のディワリを迎えました。ヒンディの太陽暦では毎年ディワリの日が変わりますが、今年は11月3日にあたりました。もともと、インド古来の叙事詩「ラーマヤナ」に由来しています。継母から、ラーマ王子が妻のシータと、弟と共にジャングルに追放されてしまい、そこで暮らしました。シータはとても美人だったので、とうとう魔王に誘拐されました。王子は何とかシータを取り戻しましたが、14年ぶりに帰国することになり、彼らの帰国をお祝いするのが【光の祭典】とも言われるディワリなのです。

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どうして光?

と思いますが、王子たちが無事に帰国するときに、道を間違えないようにと光を灯したと言われています。

又、ディワリの2日間は、家中の電気を昼間もずっと付けたままで、ものすごい電力消費量です。ドアは開放したまま、そして光を2日間はつけたまま。そうすると、富の女神ラクシュミーと商売繁盛の神様ガネーシャが、家にやってくると考えられています。

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準備は家の大掃除からはじまって、飾り物を買いにバザールへ行き、服も新調して、縁起のいいと言われているキッチン用品を新しく買うので結構お金もかかります。新年にあたるわけで、帳簿も新しくなり、従業員にはボーナスもあげなくてはいけないのです。

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甘いお菓子(ミターイ)は欠かせないので、お菓子屋さんも、大繁盛。ガネーシャとラクシュミーは、毎年新しいのを買わないといけなくて、家中の装飾品(金のアクセサリー)、現金を器に入れた牛乳の中に入れてお祈りをするのです。

神様からいただいたものですと、感謝をして祈ります。

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祈りのあとは家の前で花火が始まります。これは0時頃まで行われて、今年は我家の屋上に行って見えたので、パノラマ状態で花火が見えて大感激!

愛犬は興奮して吠えまくっていましたが、一生忘れる事が出来ない素晴らしい

ディワリが迎えられました。

この期間は本来ならば「菜食」で豆やポテト、そしてチャパティを揚げたプーリーを食べる習慣がありますが、私たちは普通に魚、タイカレーなど作って食べました。

今年1年健康でいられますように!

HAPPY DIWALI!

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