ニューデリーの高齢者の家を訪ねて①
高齢者介護、高齢者の施設などこの私の住むデリーはどんな様子なのかと、さっそくインドの友人に聞くと、殆どの人たちが
「そんな老人ホームあるの?みんな家族が面倒を見て同居しているからね?」
と知りたい回答がありませんでした。
でも、検索しているとNGOのオフィスが見つかりそこは老人介護施設やら老人ホームについてのパンフ、ポスターがたくさん置いてありました。
インドのほとんどの州で発行している小冊子で、プレスカードを提示したらポスターや小冊子を山ほど分けてくれました。オフィス内の撮影も許可がでてラッキー!
中々素敵なオフィスで救急車も2台駐車しているので、てっきりそこがホームと勘違いしましたが、無料で薬を配るための救急車やら、病人を病院に搬送するためのだと言われて納得。
インドではあくまでも、家族とは同居が基本です。特に嫁は嫁ぎ先の両親からその兄弟、まだシングルの姉妹たちとも同居だから、年をとった親が一人暮らしもしくは子どもたちのいる同じ市内のホームにいるというのはまれなるケースなのですね。
日本の40年前もそうだったと思いますが、仕事をもつ娘たちが同居している場合、介護人を毎日雇っています。しかも1日12時間勤務で殆ど休みの日はなしという。デリーで門番掃除人を始め,毎日休日もなく働く人が多いのに驚かせられますが,介護人しかりだったのです。
我が国で深刻化している「老後介護事情」にメスを入れてみた12月です。
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