光の祭典、ディワリ、ディワリ!

公開日 : 2012年11月13日
最終更新 :

 いよいよ酷暑も和らいだころ10月から11月にやってくるのがディワリです。インドでは一番のイベントといっても過言でないでしょう。太陽暦における新月の日なので毎年違う日にやってきます。今年は11月13日!ヒンドゥー歴のお正月に値するもので4日間続きますが、オフィスは13日だけがお休みです。豊穣の女神ラクシュミと象の顔をしたガネーシャを祭ってお祝いします。

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 別名「光の祭典」と言われている由来は二人の神様が迷わずにちゃんと我が家に来てくれるようにと、家の中も外もオイルランプや蝋燭で明るくするからで、とてもオシャレに街中が大変身します。ご近所も競い合うようにライトアップを楽しんでいて夜のドライブもウキウキ度がアップです。

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 マーケットには祭壇も売られていて、毎年新しく女神とガネーシャを買い、果物、甘いお菓子の供えものと買ったばかりの鍋、食器類も(この時期に新しい鍋や食器類を揃える習慣もある)祭壇に置きお坊さんや家長が祈りを捧げるのです。この時期にインドへの国際線が満席になるのは、海外に行っているインド人が家族と共にディワリを過ごすからで帰省ラッシュです。東京に住んでいるインド人の知り合いも今年はデリーへ帰れると喜んでいました。

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 家族同士もサリーや靴、服も新調してプレゼントを交換しあうのです。野菜づくしの夕食のあとは、外に出て途切れることもない爆竹や花火で大騒ぎ。これが夜中まで続きます。使用人もひと月分の給料をボーナスとしてもらえるので何人も使用人を抱えている家庭はギフトを買ったり、ボーナスを上げたりと大変でしょうか?彼らも贈り物を持って故郷へ帰って行きます。

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 正月前に日本でも大掃除をしますが、インドでも、壁の塗り替えや大掃除をしてエゴや欲を捨てて新たに美しい心で出発しようという意味をこめて綺麗にするらしいのですが、作業の音がうるさくて大変です。大体、近所中が同時期に始めるのですから。

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 我家のように犬を飼っていると、中々この時期は大きな花火がなって普通に散歩が出来ません。愛犬が怖がっているし、又この界隈の野良犬どもも、普段と様子が違うので神経が高ぶっています。すぐ喧嘩になってしまいそうなのです。年に1回のことだし、愛犬に我慢していただこうか?

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 とりあえず、ハッピー!ディワリ!

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