避暑地へゴー④

公開日 : 2012年07月10日
最終更新 :

こういう勾配にあるホテルのほとんどは、朝と夕食のビュッフェが宿泊料金に含まれています。

私はインド飯を食い倒すのが得意なので、困りませんが夫の胃腸には、すべてがヘビーすぎてうなっています。あるスパイスがどうしても消化しないので苦しいらしく「正露丸」のお世話になりっぱなし。

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いや〜 インドの大家族の旅行が多いのですね?

二人寂しく参加は私たちだけ。彼らは2世帯で来ていて、さらにチビちゃんも3−4人いるから食堂の中は幼稚園か託児所か?という感じですね。

飽きて走り回る子どもたち。親は持って来たスープを座る間もなく立って飲む始末。誰か一人は必ず立ちあがって食べている姿は、私には理解できませんね。だって椅子が空いているのに?

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はじめに泊まったホテルはチベット式の食事があって、焼きそばやスパイスを押さえたメニューが多かったのです。しかもビールも飲めた!

二日目から移った本来予約していたホテルは、アルコール販売のライセンスを政府からもらっていない事を理由に一滴もお酒は売れないとのこと。仕方がないのでコーラで代用。

5階の部屋からは時計台が見えて、左側にはうっすらと山が。この雨模様に灰色のくすぶった天気。35年住んでいたオーストリアが妙に恋しくなって胸をかき乱されるほどでした。自身こんなに弱い面があったかと驚愕状態。

その昔行ったザルツカンマーグートで体感した6月の山岳地帯の気候、雨のにおいに似ていたからでしょうか?ああ、私は本当に遠くまで来てしまったと感慨深く窓からの景色を見ているうちに、自分自身の、生を受けて今まで経過してきた人生まで、真剣に考えさせられてしまったのも、色々な宗教のゴンパを訪問したからでしょうか?お葬式まで見てしまったからでしょうか?または久々に教会も見たからでしょうか?

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自然の景色に勝るものなどなく、自己を振り返りながらの旅もいい事だと思います。

少し晴れてきたのでベンガルタイガーやらレッドパンダのいらっしゃる動物園へ行きました。1958年に創立されたヒマラヤの中でも大規模な動物園です。何年ぶりかの動物園デートですっかり二人とも楽しくなり、レッドパンダやベンガルタイガーをメインにじっくり撮影してきました。

チベットオオカミもいましたが、小ブリでおとなしそうでした。

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地元に人になぜかレッドパンダってどこにいるの?と聴かれてしまった私は、やはりアッサム地方に見られたか?と思いつつ雨にあたったり晴れたりの中を歩きまわりました。柵に囲まれていない動物も多くて、自然とうまく調和しているなーと感心してしまいました。

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