避暑地へゴー! ③
朝日を見に4時に出発するタイガーヒルのツアー。
頑張って起きようと思いきや、毎日のように雨でくすぶっているダージリン。
結果、とうとう朝日も夕日も見る事が出来ませんでした。
その代わり、今日はトイトレインも走るグームの駅や周辺の様々な6カ所の寺院巡り。そしてはずせない茶農園見学。
昨日のひょんなことから知り合ったネパール系のドライバーの車シボレーのフカフカクッションとそのドライバーの性格が気に入った私たちは、3日間チャーターしたのでした。
さすがにクッションのおかげで腰にかかる振動が緩和されました。
グームはダージリンから5㌖ほど離れています。一番規模が大きいとされているYiga Choling Gompaはチベット僧院で1850年に建てられました。ダライラマの所属するのと同じく、ゲルク派です。写真は一点につき10ルピー(約14円)払えばいいと言われて10ルピーほど払ってくらい内部を撮影していましたが、途中から案内してくれた人がいなくなって、ラッキーとばかり撮影しました。何と8万4千冊の書物があるというチベット仏教。ガラスのケースに古びた書物がたくさん。
外が少々ざわついています。人の声が、しかもすすり泣く声が途切れる事なく聴こえてきます。何と18歳の男の子の葬儀の真っ最中だったのです。棺桶には白い布がかかっていて、親族が祈りながら泣いていました。
これから死体を荼毘されるのだそうです。
初めてチベット式の葬儀に参加して凍り付きましたが、私たちも厳粛な気持ちで、祈りを捧げて静かにゴンパ(僧院)を後にしました。
さて、気分を変えてお次はトイレトレインでしたっけ?
そうそう、ダージリン•ヒマラヤ鉄道の名前を持ちます。たった61㌢ほどの幅のレールの上をトコトコと走っています。1881年初めて運行されて以来、インドの山岳鉄道で世界遺産にも登録されている人気者。機関車トーマスのような、蒸気機関車もあってNew Jalpaiguri- Darjeelingまで7−8時間ほど要して走るという汽車。山の急勾配ではディーゼルが走っているので何種類かの組み合わせで長旅を完走しているわけですね。
普通の家の前を走るトレインに、住民は耳をふさいでいます。そして蒸気機関車の場合は煙が立ちこめて決して住んでいる人には嬉しい事ではないのだろうなと思いました。観光客は、時間に余裕がないので1区間の短時間コースのみをトライして、帰りは車で移動が多いらしいです。秋頃はそう込んでいないのでその時に楽しみをとっておきましょうか?
DATA
インド料理が全く大丈夫な人にお勧めです。
山小屋風で個人的にはお気に入り。何と言っても
市内のど真ん中でどこへ行くのも便利!
Viceroy Hotel & Restaurant
17th Gandhi Rd,Darjeeling
Tel.0345-2256-165
www.viceroyhoteldrj.com
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