ハッピー ホーリー!インド中がカラフルになる日 ①

公開日 : 2012年03月28日
最終更新 :

3月8日は祝日でした。

基本的にはインドってたった3日しか国民の祭日がないってご存知ですか?

インドの独立記念日(8月15日、)国民的アイドルである、ガンジーの誕生日(10月2日)。と共和国記念日(1月26日)です。

とはいうものの、普通にバスもトラックも、市民の足であるオートリキシャーだって走っていますが。

ところが、1年に1度だけデリー市内がほとんど空っぽになってしまう日があるんですね。

それが「ホーリー祭」なんです。

もともとは豊作祈願祭りだったホーリー。ヒンドゥー教の伝説によって、悪魔を追い払うために汚い泥や、

モノを投げつけたのがきっかけといいます。

インド暦では11月の満月の日ですが。太陽暦では3月に当たります。

そのときに色粉もぶっかけて悪魔を追い払ったとか。色にも意味があって、

私は国旗と同じく、サフランかと思ったのに黄色が尿。赤は血液。緑は田畑を意味します。

holi1_20120312.jpg
holi3_20120312.jpg

ホーリーの日はカーストの上下も一切関係なく、誰彼かまわずに

色水をバケツ1杯ぶっかけたり色粉をふっかけられたりと大変な事になります。

ちょうど、ホーリーの日に観光客として歩いていたら。

ミニ風船を投げつけられて中から色水が出てきて大変な思いをした人もいるとか。

普段は飲酒を好まないヒンドゥー教徒もホーリーの日だけは羽目をはずして

お酒を飲むためにどんちゃん騒ぎになっています。

このホーリーが過ぎると、いよいよ本格的な真夏日の到来です。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。