デルフト風車の小麦粉を使ったこだわりのベーカリー「Meneer Leffers」

公開日 : 2021年04月08日
最終更新 :
筆者 : あお

こんにちは。デルフト特派員のあおです。


デルフトには旧市街の中だけでもパン屋がいくつもありますが、それぞれ特徴があり、違ったおいしさが楽しめます。
今回はその中でもおすすめのパン屋のひとつ「Meneer Leffers」を紹介します!
事態が収束し、デルフトを訪れる際はぜひチェックしてみてください。

看板メニューのサワードウブレッド

Meneer Leffersは、中心地からは少し離れた、東門の先にある小さなベーカリー。

とても小さな店ですが、地元では人気があり、土曜の朝ともなるとよく行列ができています。
もともとレストランへ卸すのが中心で、実店舗を構えはじめたのは2020年秋とコロナ禍の最中だというのだから驚きです。てっきり昔からの人気店だと思っていました。(参考記事:https://indebuurt.nl/delft/nieuws/smullen-deze-bekende-bakker-opent-een-eigen-winkel~111030/

ここのベーカリーの看板メニューは、サワードウブレッド。
サワードウブレッドとは、名前のとおり酸味が特徴的なパンです。

外側はけっこうかためですが、中はもっちりとしていて、ほんのりとした酸味と噛むほどに出てくる甘みがクセになります。サンドイッチにしたり、ジャムを塗ったりといろいろな楽しみ方があると思いますが、まずは何もつけずにそのままの味を楽しんでみてください。


プレーンタイプのほかに、ゴマやパンプキンシードがまぶしてあるタイプもおすすめです。
サワードウにサクっとした食感や香ばしさが加わって、素朴な味ですがどんどん食べ進めたくなるおいしさです。

ここのベーカリーのパンにはこだわりが詰まっていて、材料はオーガニックのものを厳選し、塩、水、デルフトの風車 De Roosで挽いた小麦粉のみを使用。さらに、一つひとつ人の手で丹精込めて作られているそうです。そうしたこだわりが魅力の理由であり、おいしさの秘訣なのですね。

イチオシはシナモンロール

もうひとつ、ぜひ食べていただきたいのがシナモンロールです!

ここのシナモンロールは虜になること間違いなし。実際かなりファンが多いようで、シナモンロールだけ購入していく人の姿をよく目にします。

持ってみるとずっしりとしていますが、食べてみると重たさは感じません。甘さもちょうどよく、もっちりとした食感がたまりません。

私はいつも少しずつ食べ進めているつもりが、気がついたらぺろりと平らげてしまっています。


サワードウブレッドは旅行者が買うには若干ハードルが高いですが、シナモンロールなら気軽に買えると思います。コーヒーとの相性も抜群なので、朝ごはんやおやつ用にぜひ試してみてください。

観光の中心から少し寄り道をしても後悔しないおいしさですよ!

Meneer Leffers
住所
Delfgauwseweg 67, 2628 EJ Delft
営業時間
水~金 9:00~17:00、土 9:00~15:00(2021年4月時点)
URL(オランダ語のみ)
https://www.meneerleffers.nl/

筆者

東京特派員

あお

東京らしい話題の場所からささやかな日常の風景まで、在住者目線で東京の姿をお届けしていきます。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。