"マサイの視力は驚異的"の正体
日本で最も有名なアフリカの民族は、異論なくマサイの人々(Maasai/Maasai people)。
ではないでしょうか。ケニアとタンザニアの国境をまたぐ地域に居住している放牧民族です。
伝統的な暮らしを守って生活しており、ダルエスサラームなどの都市部にあっても変わらず
伝統的な身なりを維持している様は、まるで東京の町を侍が歩いているような感覚かもしれません。
その彼らの視力は桁外れに良いと、日本ではまことしやかに語られ定説のようになっています。
でも、この写真を見れば疑問が湧くのではないでしょうか。
こちらは、ダルエスサラームの眼鏡店のウィンドウに掲げられた視力テスト表です。
よく見ると計測の数値が異なっていますね。日本では0.1から2.0のスケールですが、これは
1から7の数字が使われています。
もう分かりましたね。
日本と海外では、そもそも使われている計測表が違うということです。
海外で視力計測に使われるのは、こういったスネレン視標(Snellen chart)などが一般的です。
筆者
タンザニア特派員
西東たまき
2012年より東アフリカ・タンザニアのダルエスサラーム在住です。様々な側面から垣間見るダルエスサラームをレポートします。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。