タンザニアならではの木製家具を味わって!

公開日 : 2021年04月14日
最終更新 :

落ち着いたインテリアに欠かせない木製の家具。日本の家庭でもさまざまな種類の

木製家具が使われていますが、今回はタンザニアならではの木材を紹介しましょう。

こちらはダルエスサラーム市内にあるカフェのテーブルです。

濃淡のまだらが特徴的ですが、何の木でできているかわかりますか?

coconut wood.jpg

日本では木材としてはあまりなじみのないココナツです。

キメの密度が非常に高く滑らか。椅子を動かすときは、ずっしりしたその重さにきっと

驚きますよ! このカフェのインテリアは、ココナツ材の家具で統一されています。

20150215 Woodberry cafeにてアリと.jpg

もうひとつ、味わい深いタンザニアならではの木材を紹介しましょう。

タンザニアの東海岸とアラビアを結び、インド洋を旅してきた「ダウ船(dhow)」と呼ばれる

伝統的な帆船の木材です。

dhow wood 1.jpg
dhow wood 2.jpg

長年、海水で洗われてきた木材は、まるで「骨」のようにシンプルで、ところどころ

朽ちているのも独特の魅力になっています。きちんと磨かれた手触りは滑らか、柔らかく

優しい印象です。

あいにくここではテーブルの写真ばかりですが、海辺に建つこのレストランはモダンな

室内にダウ材のテーブルを組み合わせた都会的なインテリアになっています。

ダルエスサラームを訪れた際は、お店の家具もチェックしてみるとおもしろい発見があると思いますよ!

ダウ材の家具や雑貨は、異国ムードを感じさせるインテリアとして人気があります。

お皿やトレイ、キャンドルホルダーといった雑貨なら価格も手頃だし、日本のインテリア

にも取り入れやすいでしょう。

dhow wood 3.jpg

筆者

タンザニア特派員

西東たまき

2012年より東アフリカ・タンザニアのダルエスサラーム在住です。様々な側面から垣間見るダルエスサラームをレポートします。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。