渡航の準備~予防接種編~

公開日 : 2014年08月30日
最終更新 :

Mambo vipi?

ども☆川手です。

今回は、気をつけたい旅のトラブルについてお話したいと思います!

大抵は、旅行中に起こるトラブルについてご紹介するところですが、

アフリカ旅行は、渡航するまでも結構大変だったりします。

そこで、タンザニア渡航前に気を付けたい予防接種の問題。

渡航前にバタついては、スケジュールが間に合わない!!!というトラブルになり兼ねません。

そんなトラブルを避けるために予防接種についてまとめてみました。

出発する前に、現地の感染症や流行している病気を確認して、ワクチン接種で予防できるものは予防しましょう。

少なくとも出発の4週間から6週間前には受診して、必要なワクチンを接種して免疫をつけて万全の体調で出発出来るのが望ましいと思います。

【タンザニア旅行への推奨ワクチン】

★ルーティーン

MMR(麻疹・風疹・おたふく風邪)、DPT(ジフテリア・百日咳・破傷風)、ポリオなどのルーティーンワクチンの追加接種。

★A型肝炎

A型肝炎ウイルスは飲食物を摂取することで感染するため、汚染された水で洗われた果物や生野菜を食べないように注意しましょう。

ウイルス性A型肝炎に感染する可能性のある国へ旅行する予定の方は接種が好ましいです。

★B型肝炎

血液や体液に接触する可能性のある方は接種が好ましいです。

★狂犬病

屋外で長時間過ごす旅行者や野良犬が多い場所、動物と接する方は接種が好ましいです。

★腸チフス

特に食べ物や水を介して感染するので、旅行や仕事で行く未接種の方は接種が好ましいです。

★ポリオ

幼少期に不活化ポリオワクチン(IPV)または経口ポリオワクチン(OPV)の一連の接種を完了していて、

成人してから追加接種(IPVまたはOPV)を受けていない渡航者は出発前に不活化ポリオワクチンの追加接種が好ましいです。

★黄熱病

黄熱に感染する危険のある国から来る、1歳以上の渡航者は黄熱予防接種証明書が要求されています。

また乗り継ぎのため、黄熱に感染する危険のある国の空港に12時間以上滞在した渡航者も黄熱予防接種証明書が要求されています。

現在、タンザニアは黄熱に感染する危険のある国に入っていないので、一般的には黄熱の予防接種はお勧めされていません。

※推奨ワクチンは感染危険情報に基づいたものです。

ワクチン接種による予防可能疾患の危険レベルは変わることがありますので、各医院で確認を宜しくお願い致します。

自分がどのような場所に旅行に行くのかを理解し、観光地だけではなく病気などの情報も事前に調べて、

安心して楽しい旅行が出来るように準備しましょう☆

8月お題"気をつけたい旅のトラブル"

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