ペルー国内旅行者向けのレストラン:エミリアーナ
今回は、先日友人たちと行ったペルー料理レストラン「エミリアーナ」(Emiliana)を紹介します。
位置付けとしては観光レストランですが、外国からの旅行者よりもペルー国内の観光客が多く集まるお店です。
場所はアルマス広場からは少し離れていて、クスコのメイン道路であるソル通り(Avenida El Sol)を中心街から下った所にある巨大なお土産市場からすぐ近くです。
このレストランでは13:30pm頃から伝統舞踊のショーがあり、地元のダンスとショーの両方を楽しめる店となっています。
Menú Turisticoという観光客用のセット(40ソル)があり、前菜とメイン、デザートをそれぞれ選ぶことができます。
フリードリンクとしてペルー名物のカクテルであるピスコサワーと地元では「モテ」と呼ばれる茹でトウモロコシとチーズのセットが出てきます。
前菜は5種類から選べますが下の2種類がペルーらしい料理ですね。
*ロコト・レジェ―ノ Rocoto relleno
ペルー料理の中でも代表的な前菜です。
ピーマンの肉詰めに似ていますが、ピーマンではなく、ロコトというトウガラシを使っています。
ロコト×1、ふかしじゃがいも×1、玉ねぎと黄色トウガラシのサラダ付きです。
辛いのが好きな方にお勧めです。
*チャイロ Chairo
クスコならではの、モツ煮込みスープです。
各種モツ、パクチー、人参、羊の肉、じゃがいも、リサ、小麦など具だくさんのスープです。
カンチータ(炒ったトウモロコシ)が上に浮かんでいます。
モツが好きな人に試していただきたい一品です。
続いてメイン料理がやってきます。
*トルッチャ(鱒) Trucha a la parrilla
アンデス山脈のクスコで食べることのできる新鮮な魚と言えばトルッチャ(鱒)です。
焼いた鱒にフライドポテトと温野菜が付いています。
日本人には、一番無難なチョイスと言えるでしょう。
*レチョン&タマル Lechón con tamal
これもクスコの名物料理で、いわゆる豚のオーブン焼きです。
クスコでは、結婚式など特別な時に食される料理です。
タマル(トウモロコシの蒸しケーキ)と、サラダ、スフレ・デ・ロコト(Soufle de Rocoto/ロコト・レジェ―ナにチーズや溶き卵をかけてオーブン焼きしたもの)が付いています。
残念ながらデザートはそんなにクスコっぽいものはありませんでした。
*フルーツサラダ メロン、パパイヤ、ブドウなどの盛り合わせ
*桃のコンポート
ダンスと音楽のショーは13:30頃~16:00頃まで
ステージが小さいため、ダンサーはステージの上ではなく下で踊るため、席によっては良く見えないこともあります。
しっかり見たい方は、早目に行って(もしくは予約して)ステージ前の席に座っておきましょう。
ダンサーは男女2人ずつ、合計4人とこじんまりとしていました。
まず最初に、カナスという踊りでショーが始まります。
その後、繋ぎに司会者兼ボーカル(?)の人は、ムシカ・ネグラやペルーワルツなどの曲を歌います。
それから、トウルクイという踊り。
男性が長いスカートを履いているのが特徴的です。(ヨーロッパの影響だとか)
続いては、バリチャの踊りです。
クスコの人ならだれでも知っている曲で、「バリチャ」とはValeriana Huillca Condoriという実在した女性の愛称です。
美しいバリチャに恋をしたある男性が作曲したそうで、今でも愛され続けています。
最後は、サクラ(ケチュア語で悪魔の意味)の踊り。
お面をかぶったダンサーたちが、客席をまわり、驚かせたり、一緒に踊るよう連れて行ったりします。
お面がちょっと恐いので、苦手な人はご注意ください。
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